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インフルエンサーマーケティングのKPI設定と目安を徹底解説【2026年】

インフルエンサーマーケティングのKPIとは?設定方法・目安・効果測定を徹底解説【2026年最新】

※本記事は2026年07月時点の情報に基づいています。

インフルエンサーマーケティングのKPIは、施策の目的ごとに設定する「中間指標」です。フォロワー数よりもエンゲージメント率・保存数・CVR(コンバージョン率)を重視するのが、2026年時点の主流となっています。

この記事の要点

  • KPIは「認知獲得」「興味関心」「購買意欲」「ブランディング」の4つの目的別に設定するのが基本で、目的とインフルエンサー選定を一致させることが成功の鍵です。
  • 10万フォロワー層の目安は、インプレッション15万〜40万、エンゲージメント率2〜4%、LP遷移後のCVR2〜5%が相場です。
  • 2023年10月施行のステマ規制により、SNS投稿を自社サイトへ二次利用する際も「広告」表記が必須で、2024年度は計6件の措置命令が出ています。
  • 企業がインフルエンサー選定でフォロワー数を重視する割合は43.1%から34.5%へ低下し、保存数やコンバージョン重視へシフトしています。
  • 効果測定はInstagramインサイトなど公式ツールに加え、複数SNSを横断分析するAIツールやソーシャルリスニングの活用が有効です。

Web広告の出稿先を検討している方にとって、インフルエンサーマーケティングは「共感」で人を動かせる有力な選択肢です。ただし、リスティング広告やディスプレイ広告と違い、成果が見えにくいと感じる担当者が少なくありません。その原因の多くは、KPIの設計が曖昧なことにあります。本記事では、目的別のKPIの決め方から数値の目安、効果測定ツール、そして見落としがちな法規制の影響までを一気通貫で解説します。

インフルエンサーマーケティングのKPIとは?KGIとの違いも解説

インフルエンサーマーケティング KPI

インフルエンサーマーケティングのKPIとは、最終目標を達成するための過程が適切に進んでいるかを計測・評価する「中間指標」のことです。KPIを設定することで、施策が予定どおりに進んでいるかを数値で把握できます。

KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)は、マーケティングの成功率を数値で表す指標です。頭の中で「なんとなく売上を上げたい」と考えるよりも、「3か月で認知を◯%高める」と具体的に数値化したほうが、達成に必要な行動が明確になります。ダイエットで「3か月以内に5kg痩せる」と決めるほうが実現しやすいのと同じ考え方です。

KPIとKGIの違いは?

KGI(Key Goal Indicator=重要目標達成指標)が「最終的なゴール」を示すのに対し、KPIはそのゴールに至る「途中の通過点」を示します。両者はセットで設計します。

例えば「ECサイトの売上を1,000万円にする(KGI)」というゴールに対し、「投稿のリンククリック数」「LPへの遷移数」「CVR」などがKPIになります。KGIだけを追うと打ち手が見えませんが、KPIに分解することで「どこがボトルネックか」を特定でき、達成できなかったときも原因を分析して次に活かせます。

なぜインフルエンサーマーケティングでKPIが重要なのか?

インフルエンサーマーケティングで難しいのは、「いいね」の数やフォロワー数が必ずしも売上に直結しないという点です。だからこそ、目的に合ったKPIを設定し、正しい指標で成果を測ることが欠かせません。

数値化のメリットは主に3つあります。第一に、目標達成までの過程が明確になること。第二に、チーム全体で進捗を共有できること。第三に、失敗しても原因を分析し、次の施策の精度を高められることです。

KPIはどう設定する?SMARTの法則に沿った5つの視点

KPIは「SMART(スマート)の法則」に沿って設定すると、実行可能で測定しやすい指標になります。SMARTとは、以下の5つの頭文字を取ったフレームワークです。

以下の表で、SMARTの5要素をインフルエンサーマーケティングに当てはめて整理します。

要素 意味 具体例
Specific(具体性) 誰が見ても分かる具体的な目標 「認知を広げる」ではなく「投稿のリーチ数を20万にする」
Measurable(測定可能性) 数値で計測できること エンゲージメント率、保存数、CVRなど数値で追う
Achievable(達成可能性) 現実的に達成できる水準か 過去実績や相場から無理のない値を設定
Relevant(関連性) 最終目標(KGI)と関連しているか 売上がKGIなら「いいね数」より「CV数」を優先
Time-bound(期限) いつまでに達成するか 「キャンペーン開始後4週間で」など期限を明記

特に見落とされがちなのがR(関連性)です。SNSの「いいね」は増やしやすい一方、購買がゴールなら売上とほとんど関連しません。KGIから逆算し、そのKPIが本当にゴールに繋がるかを必ず確認しましょう。

また、KPIを設定する際は数値だけでなく「施策アクション(具体的に何をどうするか)」もセットで決めます。「保存数を伸ばす」というKPIなら、「保存したくなる情報をまとめた投稿を作る」という行動まで落とし込むことで、チームが的確に動けるようになります。

目的別のKPIは?4つの施策目的ごとの指標一覧

インフルエンサーマーケティング KPI

インフルエンサーマーケティングのKPIは、施策の目的によって設定すべき指標が変わります。ここでは目的を「認知獲得」「興味関心の向上」「購買意欲の向上」「ブランディング」の4つに分け、最適なKPIと起用に向くインフルエンサーを整理します。

以下の表で、目的別のKPIと適したインフルエンサー像を比較します。

施策目的 主なKPI 適したインフルエンサー
認知獲得 インプレッション数、リーチ数、再生回数、シェア数 フォロワー数の多いメガ〜ミドル層
興味関心の向上 エンゲージメント率、いいね率、コメント数、動画視聴完了率 反応率の高いミドル〜マイクロ層
購買意欲の向上 保存数、リンククリック数、CVR、CPA(獲得単価) 消費者との距離が近いマイクロ層
ブランディング UGC生成数、指名検索数、メンション(言及)数 世界観が合う影響力の高い人物

認知獲得を狙うKPI

イベント告知やブランドの知名度向上など、コンテンツを広く周知したいときのKPIです。インプレッション数(投稿がユーザーの画面に表示された延べ回数。複数回表示されればその分カウント)、リーチ数(投稿を見たユニークユーザーの数。同じ人が何度見ても1)、シェア数、再生回数などを重視します。フォロワー数の多いインフルエンサーの起用が効果的です。

興味関心の向上を狙うKPI

ユーザーの反応に焦点を当てる場合のKPIです。エンゲージメント率(投稿に対する反応の割合。「反応数÷リーチ数」などで算出)、いいね率、動画視聴完了率、コメント数などを重点的に見ます。X(旧Twitter)のフォロー&リポストキャンペーンや、TikTokのハッシュタグチャレンジなどが代表的な施策です。

購買意欲の向上を狙うKPI

ターゲット層を絞り、購買に繋げたい場合のKPIです。保存数、レビュー獲得数、ユーザー登録数、リンククリック数に加え、売上1件あたりにかかったコスト(CPA)まで含めて考えます。ここで起用するのは、フォロワー数の多さより「消費者との距離感」が近いマイクロインフルエンサー(フォロワー1万〜10万人程度で、特定ジャンルに特化しエンゲージメント率が高い層)が適しています。

ブランディングを狙うKPI

口コミ効果や話題化を狙う場合のKPIです。UGC(User Generated Content=一般消費者がSNSやブログで自発的に発信した、商品・サービスに関するコンテンツ)の生成数や、指名検索数、メンション数などを追います。影響力の大きいインフルエンサーは効果も大きい反面、発言内容によっては炎上リスクもあるため、起用前に本人の人間性や過去の発信内容を必ず確認しましょう。

KPIの目安・平均値は?フォロワー数別の相場とベンチマーク

「KPIをいくつに設定すればいいか分からない」という声は非常に多く聞かれます。ここでは目安として、10万フォロワー層のインフルエンサーを起用した場合の相場を紹介します。数値はジャンルや投稿内容で変動しますが、初期設定のベンチマークとして役立ちます。

以下の表は、Mochaの公開データを参考にまとめた、10万フォロワー層1名を起用した際の目安です。

指標 目安(10万フォロワー層)
インプレッション数 15万〜40万
リーチ数 8万〜25万
エンゲージメント率 2〜4%(美容・ファッションは高めに出やすい)
LP遷移後のCVR 2〜5%

例えば、10万フォロワーのインフルエンサーに依頼した場合、リーチ8万〜25万に対してエンゲージメント率が2〜4%なら、反応(いいね・コメント・保存など)は概ね1,600〜1万件程度が見込めます。そこからLPへ遷移した人のうち2〜5%が購入する、という具合に逆算すれば、必要なコンバージョン数から起用規模を試算できます。

美容・ファッション領域はビジュアル訴求が強く、エンゲージメント率が相場より高めに出やすい傾向があります。逆にBtoBや高単価商材はエンゲージメント率が低くてもCVR(コンバージョン率)が高いケースがあるため、業種特性を踏まえて目標値を調整しましょう。数値の絶対値だけでなく、「業界のどのあたりに位置するか」を意識することが大切です。

プラットフォーム別の主要KPIは?Instagram・YouTube・TikTok・X・LINEで比較

インフルエンサーマーケティング KPI

KPIは、使うSNSプラットフォームによっても重視すべき指標が変わります。まずは各プラットフォームのユーザー規模を押さえておきましょう。

ICT総研の調査によると、2024年末の日本のSNS利用者は8,452万人(普及率79.0%)で、2026年末には8,550万人に達する見込みです(出典:2024年度SNS利用動向に関する調査(ICT総研))。同調査では、ネットユーザーに占める各サービスの利用率はLINE 74.7%、YouTube 65.4%、X 55.9%、Instagram 54.5%、TikTok 30.6%となっています。

以下の表で、プラットフォーム別の主要KPIと特徴を比較します。

プラットフォーム 主要KPI 特徴・注意点
Instagram 保存数、リーチ数、プロフィールアクセス 保存数が購買意欲の先行指標に。利用率54.5%
YouTube 再生回数、視聴維持率、Shorts再生数 Shortsが長尺動画の5〜10倍再生を記録する傾向。利用率65.4%
TikTok 再生回数、完全視聴率、ハッシュタグ参加数 10代の利用率65%超だが30代以降は20%台に急減。利用率30.6%
X(旧Twitter) インプレッション、リポスト、リンククリック 拡散性が高く話題化に強い。利用率55.9%
LINE 友だち追加数、メッセージ開封・クリック 利用率74.7%で国内最大。CRM施策に強い

YouTube ShortsとTikTokの最新動向に注意

2025年後半からYouTube Shortsの広告活用が本格化し、長尺動画の5〜10倍の再生回数を記録するケースが出ています。短尺動画で認知を取り、長尺やLPで深く理解を促す「役割分担」の設計が有効です。

TikTokは年代による偏りが大きい点に注意が必要です。各種調査では10代の利用率が65.7%〜66.4%と非常に高い一方、30代以降は20%台に急減します。ターゲットが30代以上なら、TikTok単独ではなくInstagramやYouTubeとの併用を検討しましょう。プラットフォーム選びを誤ると、どれだけ良い投稿でもKPIは伸びません。

KPIはどう測定する?効果測定ツールとAI分析の活用法

KPIは設定して終わりではなく、施策開始後に数値の変化を継続的に測定してこそ意味を持ちます。効果測定は「各SNSの公式分析ツール」「ソーシャルリスニングツール」「AI分析ツール」の3層で行うのが基本です。

各SNSの公式分析ツールで基礎指標を追う

まずは各プラットフォームの公式ツールで、リーチ・エンゲージメント・保存数などの基礎指標を確認します。主なツールは以下のとおりです。

  • Instagram:Instagramインサイト(プロアカウントで、リーチ・保存・プロフィールアクセスを確認)
  • YouTube:YouTube Analytics(再生回数・視聴維持率・流入経路を確認)
  • X(旧Twitter):Xアナリティクス(インプレッション・エンゲージメントを確認)
  • TikTok:TikTok Analytics(再生数・完全視聴率・フォロワー属性を確認)

例えばInstagramインサイトでは、どの投稿が保存を多く獲得しているか、フォロー外からの閲覧がどれだけあるかを確認できます。インフルエンサーに依頼する際は、これらのインサイト画面のスクリーンショット共有を事前に取り決めておくと、正確なKPI測定がスムーズです。

ソーシャルリスニングで「語られ方」を把握する

ソーシャルリスニングツールを使うと、SNS上で自社商品がどれだけ話題になっているか、どんな文脈で語られているかを分析できます。キーワードや投稿内容、コメント、投稿者情報を横断的に把握でき、UGCの発生状況やブランディングKPIの測定に役立ちます。

AIツールで横断分析と成果予測を効率化する

近年は、AIを活用したインフルエンサー分析・成果予測ツールの導入が進んでいます。従来は担当者が手作業で行っていたインフルエンサー選定やKPI予測を、フォロワー属性やエンゲージメント傾向のデータから自動で行えるようになりました。

例えば「Astream(アストリーム)」は、Instagram・TikTok・YouTube・Xを横断してデータを分析できるインフルエンサーマーケティングツールです。複数SNSで施策を展開する場合、プラットフォームごとにツールを切り替える手間を省き、統一した指標で効果を比較できます。手作業の分析に限界を感じている担当者は、AIツールの導入を検討する価値があります。

ステマ規制はKPIにどう影響する?2023年法改正と二次利用の摘発事例

インフルエンサーマーケティング KPI

インフルエンサーマーケティングを行うなら、ステルスマーケティング(ステマ)規制の理解は必須です。ステルスマーケティングとは、経済的利益を得ている事実を隠し、第三者の感想を装って行われる宣伝行為を指します。

2023年10月1日より、ステルスマーケティングは景品表示法(景表法)の「不当表示」に指定されました(出典:ステルスマーケティングに関するQ&A(消費者庁))。事業者がインフルエンサーに依頼した投稿は「広告」であることを明示しなければならず、「#PR」「#広告」などの表記が必要です。表記を怠るとKPI達成以前に、行政処分の対象になり得ます。

二次利用時の表記不足に注意

特に見落とされやすいのが「二次利用」です。2024年度には、ステマ規制違反による措置命令が消費者庁から5件、東京都から1件の計6件発生しました。このなかには、インフルエンサーのSNS投稿を自社サイトに転載する際、広告であることを明示しなかった事例が含まれます(出典:ステルスマーケティング告示該当広告に措置命令(東京都))。

つまり、SNS上では「#PR」を付けていても、その投稿を自社のLPや商品ページにキャプチャ・転載する際に広告表記を落とすと、規制違反となる可能性があります。UGCや口コミを二次利用してブランディングKPIを追う施策では、転載先でも必ず広告であることを明示しましょう。KPI設計の段階から、法務チェックのフローを組み込んでおくことが重要です。

フォロワー数至上主義は終わった?保存数・CV重視への最新トレンド

「フォロワー数の多いインフルエンサーに頼めば成功する」という考え方は、すでに過去のものになりつつあります。企業のKPIの重心は、フォロワー数から保存数・コンバージョンへと明確にシフトしています。

まず市場規模を見ると、2024年の国内インフルエンサーマーケティング市場は約860億円、2025年には約1,021億円に達すると予測されています。市場が拡大し出稿が増えるほど、費用対効果(ROI)をシビアに問われるようになりました。海外の調査では、2024年のインフルエンサーマーケティングの平均ROIは支出1ドルあたり5.20ドルという報告もあり、成果を数値で示せる施策として評価が高まっています。

選定基準の変化も顕著です。Impressの調査によれば、インフルエンサー選定でフォロワー数を重視する企業の割合は43.1%から34.5%へ低下しています。また、GoSky AIによると、エンタープライズブランドの78%以上がインフルエンサーマーケティングのKPIとしてコンバージョンを重視しているとされます。フォロワー数という「見かけの規模」より、実際に購買や保存につながる「質」が問われる時代です。

こうした流れを受け、契約形態も単発PRから、継続的にブランドを発信してもらうアンバサダー契約や、成果に応じて報酬を支払う成果報酬型(CV連動型)へとシフトしています。KPIを「いいね数」ではなく「保存数」「リンククリック数」「CVR」に置くほど、成果報酬型との相性は良くなります。

KPI設定でよくある失敗は?陥りがちな3つのパターンと対策

インフルエンサーマーケティング KPI

KPIを設定すれば必ず成功するわけではありません。失敗には必ず原因があり、典型的なパターンを知っておくことで回避できます。ここでは代表的な3つの失敗と対策を解説します。

1つ目は、KPIを設定しすぎるパターンです。 数値化・細分化は必要ですが、指標が多すぎると業務負荷が増え、状況変化に臨機応変に対応できなくなります。チームの達成意欲の低下にもつながるため、本当に重要な指標に絞りましょう。

2つ目は、プロセスに偏重して目的を見失うパターンです。 数値管理や共有は大切ですが、そこに囚われすぎると「KPIを達成すること」自体が目的化してしまいます。数字はあくまで目標達成の指針であり、本来のゴール(KGI)を見失わないことが肝心です。

3つ目は、目的とインフルエンサーが噛み合わないパターンです。 購買がゴールなのに認知系のKPIで巨大アカウントを起用したり、逆に世界観重視の施策で数字だけ見て選定したりすると成果が出ません。KPIの設定に沿ってインフルエンサーを選ぶことが、失敗を避ける最大のポイントです。目的に合った人選や代理店選びに迷う場合は、当サイトの代理店比較記事もあわせて参考にしてください。

インフルエンサーマーケティングに使える主要サービス・ツール4選

KPIに沿った施策を実行するには、目的に合ったサービス選びが欠かせません。ここでは、インフルエンサーの起用から効果測定まで役立つ4つのサービス・ツールを、料金体系と「おすすめの人」で比較します。

以下の表で、4サービスの特徴を比較します。

サービス名 提供元 特徴 料金体系 こんな人におすすめ
Find Model ソーシャルワイヤー株式会社 支援実績16,500件以上、最大リーチ3.6億人以上 フォロワー規模に応じた従量課金型 実績を重視し、費用を明確にしたい
toridori marketing 株式会社トリドリ インフルエンサー約6万4,000名が登録 月額制 低コストで手軽にPR依頼したい
Astream 株式会社A Instagram・TikTok・YouTube・Xを横断分析 分析ツール 効果測定・データ分析を強化したい
Talema. 株式会社アイズ 企業とYouTuberを直接つなぐマッチング 成果報酬型(初期・月額費用なし) YouTube施策を初期費用なしで試したい

実績と費用の明確さを重視するなら「Find Model」が候補です。支援実績16,500件以上、最大リーチ3.6億人以上という規模があり、フォロワー規模に基づく従量課金型なので費用感が読みやすいのが利点です。

低コストで手軽に始めたいなら「toridori marketing」が向いています。約6万4,000名のインフルエンサーが登録しており、月額制で手軽にPR依頼ができます。

効果測定や分析を強化したいなら「Astream」です。4大SNSを横断してデータ分析ができるため、複数プラットフォームでKPIを統一的に管理したい場合に力を発揮します。

YouTube施策をリスクを抑えて試すなら「Talema.」です。企業とYouTuberを直接つなぐマッチングプラットフォームで、成果報酬型のため初期費用・月額費用がかからず、CV連動型のKPIと相性が良いのが特徴です。

よくある質問(FAQ)

フォロワー数が多いインフルエンサーに依頼すれば必ず売上は上がりますか?

いいえ、必ずしも上がりません。フォロワー数よりもエンゲージメント率や保存数のほうが、コンバージョンに直結する傾向があります。実際に企業側もフォロワー数を重視する割合を43.1%から34.5%へ減らしており、「反応の質」を見極めることが重要です。

ステマ規制の対象はインフルエンサー本人ですか?

原則として対象外です。景品表示法の規制対象は、商品・サービスを供給する事業者(広告主)であり、依頼を受けたインフルエンサー本人は原則として規制対象になりません。ただし違反時に社会的な批判を受けるリスクはあるため、双方が広告表記のルールを共有しておくことが大切です。

インフルエンサーの投稿を自社サイトに二次利用する場合、PR表記は必要ですか?

必要です。SNS上でPR表記があっても、その投稿を自社サイトに転載する際に広告であることを明示しないと、ステマ規制違反となります。2024年度には、この二次利用時の表記不足を理由とする措置命令の事例が実際に発生しています。

インフルエンサーマーケティングのKPIは「いいね数」だけで十分ですか?

購買が目的なら不十分です。「いいね」は売上に直結しづらいため、リンククリック数・保存数・CVR(コンバージョン率)をKPIに設定する必要があります。目的が認知か購買かによって、追うべき指標を切り替えましょう。

従業員が自社商品をSNSで褒めるのはステマになりますか?

従業員が完全に自主的に投稿する分には違反になりません。ただし、事業者が投稿を指示・依頼したり、内容に関与したりしているとみなされる場合は、広告であることを明示しないとステルスマーケティングに該当します。

まとめ

インフルエンサーマーケティングを成功させるKPI設定のポイントは、明確な目標を立て、目標達成までの道のりを数値化し、チーム全体で共有することです。そのうえで、以下の点を押さえましょう。

  • KPIは「認知獲得・興味関心・購買意欲・ブランディング」の目的別に設定し、目的に合ったインフルエンサーを選ぶ
  • 10万フォロワー層ならインプレッション15万〜40万、エンゲージメント率2〜4%、CVR2〜5%を目安にする
  • フォロワー数より、保存数・リンククリック・CVといった「質」の指標を重視する
  • 2023年10月施行のステマ規制を踏まえ、SNS投稿だけでなく二次利用先でも必ず広告表記を行う
  • 公式インサイト・ソーシャルリスニング・AI分析ツールを組み合わせて継続的に効果測定する

KPIは設定して終わりではありません。目標達成に向けて情報を共有し、失敗しても原因を分析して次に活かす——この循環こそが、インフルエンサーマーケティングを成功へ導く最短ルートです。自社の目的に合ったKPIとサービスを選び、成果につながる施策を組み立てていきましょう。

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