今大人気のキッズユーチューバー?インフルエンサーマーケティング活用事例もご紹介!

企業のマーケティングにインフルエンサーが起用されるのが当たり前になってきました。
なかでもいま高い人気を誇るのが、キッズユーチューバーです。企業としては、自社商材にマッチしているのであれば、キッズユーチューバーの起用も検討したいところです。
そこで今回は、キッズユーチューバーとはどのようなものか、実際にどんな子どもたちが人気なのか、マーケティング活用事例とともに紹介します。
キッズユーチューバーが人気な理由
いまや日本の小学生が憧れるユーチューバーという仕事。
職業のひとつとしてすでにその地位を確立していますが、なかには子どもが配信者として活躍しているケースも増えています。
キッズユーチューバーといわれる彼らもまた、多くのファンがいて、インフルエンサーとしての役割を果たしています。
企業や商材のPRを依頼されることも多く、マーケティングの際にも欠かせない存在です。
たとえばおもちゃなど、メインユーザーである子どもがPRするからこそ注目を集めやすいケースも多く、親和性が高ければ高い効果が期待できます。
キッズユーチューバーを起用するメリット
企業のPRにキッズユーチューバーを起用することには、いくつかのメリットがあります。
マーケティングという視点で、どのような利点があるのか詳しく解説します。
使用方法や魅力が伝わりやすい
たとえば、よくキッズユーチューバーが紹介するものとしては、おもちゃやレジャー施設などがあります。
そういった商材をターゲットである子どもが紹介することによって、その使い方や魅力が視聴者に伝わりやすくなります。
YouTubeは動画が基本なので、視覚的な訴求効果が高いのもポイントです。
ブームの火付け役にも
ユーチューバーは子どもにとって憧れの存在でもあるため、人気のキッズユーチューバーが商品紹介などをすることで、それが一気にブームとなるケースも少なくありません。
新商品に限らず、以前人気だったものが再流行したり、あまり人気のなかったものが注目を集めたりといったパターンもあります。
売り上げアップにつながりやすい
ターゲットが子どもの場合、子ども自身に直接アピールするほうが高い効果が期待できます。
特に最近の子どもにとってYouTubeはごく身近なツールなので、目に留まりやすいというメリットもあります。
また、ターゲットである子どもが、キッズユーチューバーに対して親近感を持ちやすいのもポイントです。
子どもは、他の子どもがおもちゃで遊んでいる姿を見るのが好きという傾向にあります。
これは、幼児向けのTV番組で同世代の子どもを起用するのと同様です。
キッズユーチューバーを起用するときの注意点
マーケティングで起用するとさまざまなメリットがあるキッズユーチューバーですが、注意点もあります。
以下の2点には配慮したほうがよいでしょう。
過去のタイアップ事例をチェック
人気のキッズユーチューバーだと、過去にもタイアップの経験があるかもしれません。
それをリサーチし、分析することで、自社商材にマッチしているかどうかを測りましょう。
高い効果を得るには、親和性が重要です。
いくら人気があるインフルエンサーだからといって、自社で起用したときにも効果を発揮してくれるとは限りません。
また再生数が高かったとしても、それが売上につながっているかどうかは分かりません。
検討中のキッズユーチューバーの過去の案件とともに、同じ業界の過去の事例もチェックすることをおすすめします。
自社で分析が難しい場合には、インフルエンサー代理店を利用する方法もあります。
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実はアンチも多いキッズユーチューバー
発信者が子どもだと、誰からも好感を得ているイメージがありますが、残念ながらそうとは限りません。
キッズユーチューバーも、大人のユーチューバーと同様に、アンチがいるケースも少なくありません。
ファンがいればアンチもいるのが一般的ではあるのですが、それらがどういった層なのか確認しておく必要があります。
ファミリーユーチューバーとして家族で活躍している場合には、子どもだけでなく親が批判されている場合もあるので、その傾向を把握したうえで起用を検討するようにしましょう。
キッズユーチューバーで狙えるターゲット
どういった企業のマーケティングにキッズユーチューバーが適しているのか、解説します。
どんな層にマッチする?
メインのターゲットは、やはり子どもです。
ただ「子ども」といっても対象は幅広くなっています。
幼児から高校生までYouTubeが広く浸透していることと、キッズユーチューバーの年齢層も幅広くなっていることが背景としてあります。
さらに子どもを含めたファミリーユーチューバーとして配信しているチャンネルも多いので、子どもを持つ親世代もターゲット層に含まれます。
PRに最適な業種とは?
キッズユーチューバーの起用が効果的なジャンルとしては、以下が挙げられます。
- おもちゃ
- ゲーム
- 教材
- 学習用品、ランドセルなど
- 赤ちゃん向け教材
- レジャー
- 観光
- 食品
- お菓子
- イベント告知
上記に限らず、子どもに関わる商材は案外多いものです。
「家族」をターゲットとするとさらに幅広くなります。
過去のマーケティングで期待通りの効果が得られなかったのであれば、少し違った角度でキッズユーチューバーの起用を検討してみても良いかもしれません。
人気のキッズユーチューバー10選
いま人気のキッズユーチューバーと、彼らのインフルエンサーマーケティング活用事例を紹介します。
どんなタイプのユーチューバーがどういった商材をPRしているのかなど、起用する際の参考にしてください。
キッズライン♡KIDS LINE
「こうくん」と「ねみちゃん」の子ども2人がメインのチャンネルです。
お父さんやお母さんと一緒におもちゃで遊んだり、お出かけしたりする様子が投稿されています。
▽マーケティング活用事例
日本赤十字社開催の「日本赤十字社 第13回 赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」
⇒「キッズライン♡Kids Line」らしいお遊戯風の動画により、子どもたちにとって馴染みの薄い献血を身近なものに感じてもらうような内容となっています。
プリンセス姫スイートTV PRINCESS HIME SUITE TV
「ひめちゃん」「おうくん」「パパ」「ママ」の家族4人と「もとちゃん」の5人で投稿しているチャンネルです。
おもちゃやお出かけの紹介に加えて、ドラマ仕立ての動画を多く投稿しているなど、家族みんなで楽しめる動画となっています。
▽マーケティング活用事例
ヤフー株式会社提供の「全国統一防災模試」
⇒これは期間限定のイベントで、「Yahoo!JAPAN」アプリで受けられるテストとなっており、「防災力」を測ることができました。
動画では家族4人で「全国統一防災模試」に挑戦しました。
その内容とともに、スマートフォンで気軽に参加できる点もうまく訴求できています。
KAN & AKI’S CHANNELかんあきチャンネル
「かんなちゃん」、「あきらちゃん」、「あさひちゃん」の3姉妹と、末っ子長男の「ぎんたくん」の子ども4人のチャンネルです。
おもちゃや知育菓子の紹介や、子どもたちが仲良く遊んでいる様子が投稿されています。
▽マーケティング活用事例
株式会社ブリヂストンの「GO GO 体操」
⇒ブリヂストンが開催しているイベント「ブリヂストン × オリンピック × パラリンピック a GO GO !」の公式体操を紹介したものです。
普段の動画と同様に、兄弟で楽しく踊っている様子が微笑ましい動画となっています。
HIMAWARIちゃんねる
「まーちゃん」と「おーちゃん」の姉妹で投稿しているチャンネルです。
基本的には2人がメインで活動していますが、ご両親など家族が登場することもあります。
子ども向けのおもちゃや知育菓子、お出かけの様子などが投稿されていますが、姉妹ということで比較的女の子向けの商材が多い印象です。
▽マーケティング活用事例
株式会社タカラトミーから新発売された「とんで!オウリー」
⇒同商品のイメージキャラクターとして起用されています。YouTubeでの動画以外にも、商品の公式ウェブサイトに出演したり、テーマソングを歌ったりしています。
ネルソンさん
「ネルソン彩子」さんが運営されているYouTubeチャンネルです。
旦那さんの「パパ」さん、長男「チャイチくん」、次男「ワトソンくん」、三男「ショーンくん」も登場するファミリーチャンネルとなっています。
一家の日常をはじめとして、お出かけや旅行、購入商品の紹介などさまざまな動画が投稿されています。
▽マーケティング活用事例
オイシックス・ラ・大地株式会社の食品宅配サービス「Oisix」
⇒「Oisix」の食材キットの特徴や魅力を、寸劇によって面白おかしく紹介する動画となっています。
動画を通して商品の良さや美味しさの訴求に加えて、動画自体が商品メリットのプロモになり、ターゲット層の「悩み」を簡単に解決できるか、という部分で共感され購買に繋がっている事例です。
70CLEAM
顔出しをしていないキッズユーチューバーです。
動画に出演しているのは女の子ですが、顔も名前非公開となっています。
小さな女の子向けの人形で遊んだり紹介したりする動画がメインで投稿されています。
▽マーケティング活用事例
ピープル株式会社の商品「ぽぽちゃん」の「おしゃべり総合クリニックに変身!ぽぽちゃん救急車」
⇒動画では、同商品で歯医者さんごっこをして遊ぶ様子が紹介されています。
特に小さな女の子が楽しめる内容となっており、さまざまな遊び方ができるのがよく分かる内容です。
れのれらTV / RENORERA TV
「れのんちゃん」と「れいらちゃん」、「れおなちゃん」の3姉妹を中心に活動していますが、ご両親やペットの猫「レミオ」くんも出演しています。
おもちゃ紹介をはじめとして、家族で遊ぶ様子なども投稿されています。
▽マーケティング活用事例
日本トイザらス株式会社の「トイザらス」
⇒動画は「もし家の中におもちゃだらけのテーマパークが出来ていたら?」というテーマのドッキリ企画となっています。
コロナ禍や梅雨の影響で、なかなかお出かけできない3姉妹のために、何か楽しいサプライズをしてあげようと「おママ」と「おパパ」の2人でお家の中におもちゃのテーマパークを作り、3姉妹を驚かせようといった内容です。
おかんとむすめ
お母さんの「おかん」さんと娘さんの「むすめちゃん」、「おかん」さんの旦那さん「よーた」さんの家族3人で活動しているチャンネルです。
一家の日常や、サプライズなどの企画ものなども公開されています。
▽マーケティング活用事例
「株式会社コージィコーポレーション」の子供服・ベビー服ブランド「BABYDOLL」
⇒家族で「デート」と称して、家族みんなでお出かけをするという内容の動画です。
実際に「BABYDOLL」の服を着ている様子が見られるので、商品の着こなし方も参考にできて、訴求力が高くなっています。
にゃーにゃちゃんねるNYA-NYA CHANNEL
「ここみちゃん」、「りここちゃん」、「せいらちゃん」の3姉妹のチャンネルです。
おもちゃや食玩等の紹介動画のほか、日常やお出かけの様子もアップされています。
▽マーケティング活用事例
株式会社バンダイの食玩「スター☆トゥインクルプリキュア ぷりきゅ~とタウン」シリーズ
⇒寸劇仕立てになっており、3姉妹で同商品の紹介をしながら、ごっこ遊びをするというものです。女の子のファンが多いチャンネルなので、商品との親和性が高いといえます。
まとめ
子どもが出演する子ども向けの動画は、非常に人気が高いコンテンツです。
子どもに関連する商材というのは意外に多く、思わぬところでキッズユーチューバーが自社とマッチしているというケースも考えられます。
「どんなインフルエンサーを起用すればよいかわからない」「キッズユーチューバーを起用した場合の訴求方法を知りたい」など、自社で対応が難しい場合には、インフルエンサー代理店を利用すると効率的です。
代理店の特徴や選び方について知りたい方は、以下も参考にしてください。
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