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主要SNS利用者数・年齢層ランキング2026!目的別の選び方

目次

主要SNS利用者数・年齢層ランキング2026!目的別の選び方

※本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。

国内で最も利用者数が多いSNSはLINE(月間利用者数1億人以上)で、全年代の利用率は91.1%に達します。一方で、若年層はTikTokやInstagram、ビジネス層はFacebookというように、ねらう年齢層によって最適なSNSは大きく変わります。

この記事の要点

  • LINEは全年代の利用率91.1%で生活インフラ化しており、国内月間利用者数は1億人を突破(2025年12月末時点)
  • YouTubeは利用率80.8%で全世代に普及、X(旧Twitter)は20代、Instagramは10〜30代、TikTokは10代に強い
  • Instagramの利用率は52.6%で男性ユーザーも約4割を占め、「女性だけのSNS」ではない
  • SNS選びは「ターゲットの年齢層」「目的(認知か購買か)」「コンテンツ形式」の3軸で判断するのが基本
  • インフルエンサー選定はフォロワー数よりエンゲージメント率を重視するのが失敗しないコツ

この記事は、インフルエンサーマーケティング(影響力のある人物を起用して商品やサービスをPRする手法)やWEB広告を検討している担当者の方に向けて、各SNSの最新の利用者数・年齢層・男女比を公的データで整理し、自社のターゲットに合ったSNSの選び方まで解説します。企画書や社内プレゼンの根拠としてそのまま使えるよう、出典も明記しました。

主要SNSの月間利用者数(MAU)ランキングは?2025年最新データ

SNS 利用者数 年齢層

国内の月間利用者数(MAU)が最も多いSNSはLINEで、1億人以上です。次いでYouTube、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、Facebookの順に利用者数が多くなっています。

MAU(Monthly Active Users:月間アクティブユーザー数)とは、月に1回以上そのサービスを利用したユーザーの数を指します。SNSの「規模」を測るうえで最も重要な指標で、広告のリーチ(投稿が表示されたユーザー数)の上限を考える際の出発点になります。

以下の表で、主要6SNSの国内月間利用者数を比較します。

SNS 国内月間利用者数(MAU) データ時点
LINE 1億人以上 2025年12月末
YouTube 7,370万人以上 2024年5月
X(旧Twitter) 6,800万人以上 2025年5月
Instagram 6,600万人以上 2023年11月
TikTok 4,200万人以上 2025年11月
Facebook 2,600万人以上 2019年3月

LINEの国内月間利用者数は、2025年12月末時点で1億人を突破しました(出典:LINE、国内月間利用者数が1億ユーザーを突破|LINEヤフー株式会社)。日本の人口の8割以上に相当する規模で、もはやメールや電話に並ぶ生活インフラといえます。

YouTubeは7,370万人以上(2024年5月時点、Google発表)、X(旧Twitter)は6,800万人以上(2025年5月時点の推計)と続きます。Instagram(6,600万人以上)とTikTok(4,200万人以上)は、利用者数こそLINEに及びませんが、後述するように特定の年齢層への影響力が非常に強いSNSです。

なお、X・Instagram・TikTokのMAUは各種マーケティングメディアの推計値であり、公式発表値ではない点にご注意ください。Facebookの2,600万人は2019年3月時点の公式発表が最新で、近年は国内ユーザー数の更新が止まっています。Instagramについては、2019年6月時点で国内の月間アクティブアカウント数が3,300万を突破したという公式発表があり、その後も拡大を続けています(出典:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破)。

SNSの利用率を年齢層別に比較!総務省「令和6年度」調査の結果

SNS 利用者数 年齢層

全年代で最も利用率が高いSNSはLINE(91.1%)で、YouTube(80.8%)、Instagram(52.6%)、X(43.3%)、TikTok(33.2%)、Facebook(26.8%)と続きます。これは総務省が2025年6月27日に公表した最新の公的データです。

総務省の「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、全年代の各SNS利用率は以下のとおりです(出典:令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省)。

以下の表で、各SNSの全年代利用率と、利用者層の傾向を比較します。

SNS 全年代の利用率(令和6年度) 主に利用する年齢層の傾向
LINE 91.1% 10〜60代以上まで全世代
YouTube 80.8% 全世代に幅広く普及
Instagram 52.6% 10〜30代が中心、40代以降も拡大
X(旧Twitter) 43.3% 20代を中心に若年層
TikTok 33.2% 10代の利用が突出
Facebook 26.8% 30〜50代・ビジネス層が中心

注目すべきは、年齢層によってSNSの「効きどころ」がはっきり分かれる点です。LINEとYouTubeは全世代に普及しているため、幅広い層に届けたいときの土台になります。一方、TikTokは10代の利用が突出しており、若年層へのリーチにおいては利用率以上の存在感があります。

X(旧Twitter)は20代を中心とした若年層、Facebookは30〜50代のビジネスパーソンが中心と、利用者層の重心が異なります。同じSNSマーケティングでも、20代向けの新商品ならX・Instagram・TikTok、40代以上のBtoB商材ならFacebook・YouTubeというように、ターゲットの年齢層から逆算してSNSを選ぶことが重要です。

LINEは若者だけでなく全世代の「生活インフラ」

LINEは若者向けのツールではなく、全世代に普及した生活インフラです。総務省「令和6年度」調査の全年代利用率は91.1%で、家族・友人との連絡から仕事のやり取りまで、年齢を問わず使われています。

60代以降になると他のSNSの利用率は下がりますが、LINEとYouTubeは高年齢層でも比較的高い水準を保っています。シニア層をターゲットにする場合、まず検討すべきはLINEとYouTubeだといえます。

SNSの男女比は?性別で見る利用傾向の違い

主要SNSの男女比は、SNSによって偏りがあるものの、多くは男女ともに一定の利用があります。「Instagram=女性専用」「YouTube=男性中心」といったイメージは、実際のデータよりも誇張されている面があります。

Instagramは女性人気が先行したSNスですが、総務省の調査などから男性ユーザーも4割程度を占めており、男女問わず利用されています。コスメやファッションだけでなく、ガジェット・自動車・アウトドアなど男性向けジャンルでも活発に使われているため、「女性向け商材だけのSNS」と決めつけるのは機会損失につながります。

YouTubeとX(旧Twitter)は、どちらかというと男性ユーザーの比率がやや高い傾向があります。TikTokは女性人気が先行した時期がありますが、現在は男女ともに幅広く利用されています。Facebookは実名制という性質上、ビジネス用途で男女ともに利用されています。

性別データを使う際の実務上のポイントは、「男女比」だけで判断しないことです。たとえばInstagramは女性比率がやや高くても、母数(MAU6,600万人以上)が大きいため、男性ユーザーの絶対数も十分に確保できます。男女比は「どちらに寄せたクリエイティブにするか」の参考にしつつ、最終的には利用者数の絶対規模で判断するのが堅実です。

【SNS別】特徴とインフルエンサーマーケティングの活用法

SNS 利用者数 年齢層

ここからは主要6SNSについて、それぞれの特徴と、インフルエンサーマーケティング・PRへの具体的な活用法を解説します。「こういう商材・ターゲットならこのSNS」という判断基準まで踏み込みます。

LINE:全世代リーチと来店・購買促進に強い

LINEは、全世代へのリーチと既存顧客のリピート促進に最も強いSNSです。国内月間利用者数1億人以上、全年代利用率91.1%という規模を背景に、LINE公式アカウントを使った友だち向けのメッセージ配信やクーポン配布が定番の活用法です。

  • 向いている用途:店舗への来店促進、既存顧客のリピート購入、全世代への告知
  • 具体的な施策:LINE公式アカウントの友だち集め、クーポン・ショップカード、ショート動画機能「LINE VOOM」での発信
  • 注意点:LINEは1対1やグループでのクローズドなコミュニケーションが中心のため、新規層への「拡散」や認知獲得には向きません。理由は、投稿が不特定多数のタイムラインに広がる仕組みが弱いためです

LINEは「すでに自社を知っている人」との関係を深める守りのSNSと位置づけ、新規認知は他のSNSと組み合わせるのが効果的です。

YouTube:詳しく伝えたい商材と「検索される資産」づくりに

YouTubeは、商品の魅力をじっくり伝えたい商材や、長期的に検索流入を狙うコンテンツづくりに向いています。全年代利用率80.8%で全世代に普及しており、レビュー動画・ハウツー動画・タイアップ動画など長尺コンテンツが活躍します。

YouTubeは「第2の検索エンジン」とも呼ばれ、一度投稿した動画が検索やおすすめ経由で長期間再生され続けるストック型の強みがあります。化粧品の使い方、家電の比較、BtoBサービスの導入解説など、テキストや画像だけでは伝わりにくい商材と相性が良いです。

  • 向いている用途:機能や使い方の説明が必要な商材、BtoB、ブランドの世界観づくり
  • 具体的な施策:YouTuberとのタイアップ動画、ショート動画「YouTube Shorts」での認知拡大
  • 注意点:動画制作の工数・コストが他SNSより高くなりやすい点を見込んでおく必要があります

X(旧Twitter):リアルタイムの拡散と話題化に最適

X(旧Twitter)は、リアルタイムの情報拡散と「話題化(バズ)」をねらうのに最適なSNSです。全年代利用率43.3%、20代を中心とした若年層に強く、国内月間利用者数は6,800万人以上と推計されています。

Xの最大の特徴は、リポスト(旧リツイート)による拡散力です。「フォロー&リポストでプレゼント」といったキャンペーンや、UGC(User Generated Content:一般ユーザーが投稿した口コミやレビューなどのコンテンツ)の創出と相性が良く、うまくいけば広告費以上のリーチを獲得できます。

  • 向いている用途:新商品の話題化、時事性のあるキャンペーン、カスタマーサポート
  • 具体的な施策:ハッシュタグキャンペーン、リアルタイムのトレンド連動投稿、UGCの引用・紹介
  • 注意点:情報の流れが速く、炎上が一気に拡散するリスクもあります。投稿内容のチェック体制を整えておくことが重要です

Instagram:ビジュアル訴求とインフルエンサー施策の主戦場

Instagramは、ビジュアルで魅力が伝わる商材のPRと、インフルエンサーマーケティングの主戦場です。全年代利用率52.6%、10〜30代を中心に幅広く利用され、国内月間利用者数は6,600万人以上と推計されています。

写真・動画が主役のSNSで、コスメ、ファッション、グルメ、旅行、インテリアなど「見た目」が購買を左右するジャンルと特に相性が良いです。リール(ショート動画)、ストーリーズ、ショッピング機能など、認知から購買まで一気通貫で設計できる機能がそろっています。

  • 向いている用途:ビジュアル重視の商材、ブランディング、インフルエンサータイアップ
  • 具体的な施策:インフルエンサーによる着用・使用レビュー、リールでの拡散、ショッピング機能で投稿から直接購入へ誘導
  • 注意点:前述のとおり男性ユーザーも約4割いるため、女性向けに限定せず商材に応じて活用しましょう

TikTok:10代への爆発的な拡散力が武器

TikTokは、10代を中心とした若年層への認知拡大に圧倒的な強みを持つSNSです。全年代利用率33.2%と数字だけ見ると控えめですが、10代の利用は突出しており、国内月間利用者数は4,200万人以上と推計されています。

ショート動画(数十秒〜数分の短い縦型動画)が中心で、独自のアルゴリズム(ユーザーのタイムラインにどの投稿をどの順で表示するかを決める仕組み)により、フォロワーが少ないアカウントの動画でも一気に拡散する可能性があります。これは「フォロワー数=リーチ」になりがちな他SNSとの大きな違いです。

  • 向いている用途:若年層への新規認知、トレンド発信、UGCを起点としたバズ
  • 具体的な施策:ハッシュタグチャレンジ、TikTokクリエイターとのタイアップ、ユーザー参加型企画
  • 注意点:高年齢層へのリーチは相対的に弱いため、シニア層向け商材には不向きです

Facebook:BtoBと40代以上のビジネス層に有効

Facebookは、BtoBマーケティングや40代以上のビジネス層へのアプローチに有効なSNSです。全年代利用率26.8%、国内月間利用者数2,600万人以上で、30〜50代のビジネスパーソンが利用の中心です。

実名制による信頼性が高く、年齢・役職・興味関心に基づいた精度の高いターゲティング広告が出稿できます。若年層の利用は減少傾向にあるものの、決裁権を持つ層に届きやすいため、BtoBや高単価商材では今なお重要なチャネルです。

  • 向いている用途:BtoB、40代以上向け商材、地域ビジネス
  • 具体的な施策:Facebookページでの情報発信、実名制を活かしたコミュニティ運営、ターゲティング広告
  • 注意点:若年層には届きにくいため、10〜20代がターゲットなら他SNSを優先しましょう

今後注目したい新興SNS・プラットフォームは?

SNS 利用者数 年齢層

主要6SNS以外にも、ターゲットや目的によっては新興プラットフォームが有効な選択肢になります。利用者数はまだ限定的ですが、競合が少ないうちに先行することで差別化につながる可能性があります。

  • Threads(スレッズ):Instagramと連携したテキスト中心のSNS。Instagramの資産を活かしてテキストでの発信を強化したい場合に
  • LinkedIn(リンクトイン):ビジネス特化型SNS。BtoBや採用、専門性の高い情報発信と相性が良い
  • Pinterest(ピンタレスト):画像で「やりたいこと」を探す検索的なプラットフォーム。インテリア・ファッション・レシピなどで購買前の情報収集層にアプローチできる

これらは主要6SNSを補完する位置づけです。まずはターゲットの年齢層に合った主要SNSで土台を固め、余力があれば新興SNSでの先行に投資する、という順序がおすすめです。

目的・ターゲット別のSNSの選び方は?4つの判断軸

SNSは「ターゲットの年齢層」「目的」「コンテンツ形式」「拡散性の必要度」の4つの軸で選ぶのが基本です。利用者数の多さだけで選ぶのではなく、自社の目的に合うかどうかで判断することが、費用対効果を高めるカギになります。

以下の表で、目的・ターゲット別におすすめのSNSを整理します。

目的・ターゲット おすすめのSNS 主な理由
全世代へ広くリーチしたい LINE・YouTube 利用率80〜91%で全世代に普及
10代に認知を広げたい TikTok・Instagram ショート動画の拡散力が高い
20〜30代に話題化したい X・Instagram 若年層に強く拡散性がある
来店・購買を促したい LINE・Instagram クーポン・ショッピング機能が充実
BtoB・40代以上に届けたい Facebook・YouTube・X ビジネス層・情報収集層が多い
UGC(口コミ)を増やしたい Instagram・X・TikTok ユーザーが投稿・拡散しやすい

実務では、1つのSNSに絞り込む必要はありません。たとえば「TikTok・Instagramで若年層に認知を広げ、LINE公式アカウントで購入後のリピートを促す」というように、認知から購買・リピートまでの流れを複数SNSで設計するのが効果的です。

最初の一歩としては、ターゲットの年齢層が最も多く集まるSNSを1つ選び、そこで成果が出てから横展開するのが失敗しにくい進め方です。限られた予算と工数を分散させすぎないことが、SNSマーケティング成功の現実的なコツです。

インフルエンサーは何で選ぶ?エンゲージメント率を重視する基準

SNS 利用者数 年齢層

インフルエンサーはフォロワー数だけでなく、エンゲージメント率で選ぶのが失敗しないコツです。フォロワーが多くても反応が薄ければ、PRしても商品の魅力は届きません。

エンゲージメント率とは、投稿に対してユーザーが反応(いいね、コメント、保存、シェアなど)した割合のことです。一般的には「(いいね+コメント+保存などの合計)÷フォロワー数×100」で計算します。フォロワー数が多いほど数字上のリーチは大きくなりますが、エンゲージメント率はむしろ下がる傾向があります。

そのため近年は、フォロワー数万人規模の「マイクロインフルエンサー」や、より小規模な「ナノインフルエンサー」が注目されています。フォロワーとの距離が近く、エンゲージメント率が高いため、特定ジャンルでは大型インフルエンサーよりも費用対効果が高くなることがあるためです。

インフルエンサーを選ぶ際は、以下のポイントを具体的にチェックしましょう。

  • エンゲージメント率:直近の投稿の「いいね・コメント数÷フォロワー数」をいくつか計算し、極端に低くないかを確認する
  • コメントの質:絵文字スタンプだけでなく、商品や内容に関する具体的なコメントが付いているか
  • フォロワーの実在性:フォロワーが急増していないか、コメント欄に不自然なアカウントが多くないか
  • ブランドとの親和性:そのインフルエンサーの世界観・フォロワー層が、自社商品のターゲットと一致しているか

特に重要なのが「ブランドとの親和性」です。フォロワー数やエンゲージメント率が高くても、フォロワー層と自社ターゲットがずれていれば成果は出ません。コスメを売りたいのにフォロワーの大半が別ジャンルの関心層だった、という事態を避けるため、過去の投稿内容やコメント層まで確認することをおすすめします。

SNSマーケティングで押さえるべき最新トレンドは?

2025〜2026年のSNSマーケティングで押さえるべきトレンドは、「ネット利用時間のテレビ超え」「ショート動画とUGCの重要化」「生成AIの普及」の3点です。いずれも公的データの裏付けがあり、戦略の前提として知っておくべき変化です。

テレビよりネットを見る時代へ:休日40代でも逆転

総務省「令和6年度」調査では、全年代平均で平日・休日ともにインターネット利用時間がテレビ(リアルタイム)視聴時間を上回りました。さらに、これまでテレビ視聴が優勢だった休日の40代でも、インターネット利用時間がテレビ視聴を初めて超えています(出典:令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省)。

これは、テレビCMが中心だった40代向け商材でも、SNSやWEB広告へ予算を振り向ける合理性が高まっていることを意味します。若年層だけでなくミドル層にもネット・SNS経由でアプローチできる時代になったといえます。

ショート動画とUGCがリーチの主役に

TikTok、Instagramリール、YouTube Shortsに代表されるショート動画は、近年のSNSで最も伸びている領域です。アルゴリズムによってフォロワー以外にも拡散されやすく、少ない制作コストで大きなリーチを得られる可能性があります。

あわせて重要なのがUGC(一般ユーザーによる口コミ・レビュー投稿)です。企業からの一方的な宣伝よりも、実際のユーザーの声のほうが信頼されやすいため、「ユーザーが思わず投稿したくなる仕掛け」を設計することが、現代のSNSマーケティングの中心テーマになっています。

生成AIの普及とAI検索への対応

総務省「情報通信白書 令和7年版」によると、2024年度に生成AIを使ったことがあると回答した日本の個人は26.7%でした(出典:令和7年版 情報通信白書|総務省)。約4人に1人が生成AIを利用した計算で、今後さらに普及が進むと見られます。

生成AIの普及は、情報収集の方法そのものを変えつつあります。検索エンジンのAIによる要約や、対話型AIでの情報収集が広がるなかで、SNS上の口コミ(UGC)や一次情報の存在感はますます高まります。発信する情報は、AIにも人にも正確に伝わるよう、事実と数値を明確にしておくことが大切です。

SNS利用者数・年齢層に関するよくある質問(FAQ)

若者はX(旧Twitter)よりTikTokばかり見ているの?

いいえ、10代はTikTokもXもどちらも高い割合で利用しています。総務省「令和6年度」調査では、10代のTikTok利用率は高い一方で、Xの利用率も依然として高い水準にあります。若年層向けの施策では、TikTokとXを併用するのが現実的です。

Facebookはもう誰も使っていないの?

そんなことはありません。若年層の利用は減っていますが、30〜50代のビジネスパーソンを中心に一定の利用があり、全年代利用率は26.8%です。実名制で信頼性が高く、BtoBマーケティングや40代以上向けの商材では今も有効なSNSです。

Instagramは女性だけのSNSなの?

いいえ、男女問わず利用されています。総務省の調査などから、Instagramの男性ユーザーは約4割を占めています。コスメやファッションだけでなく、ガジェットや自動車などのジャンルでも活用されており、女性向け商材に限定する必要はありません。

テレビよりネットを見ている時間が長いの?

はい、長くなっています。総務省「令和6年度」調査では、全年代平均で平日・休日ともにインターネット利用時間がテレビ視聴時間を上回りました。休日の40代でも、ネット利用時間が初めてテレビ視聴を超えています。

LINEは若者向けのツールなの?

いいえ、LINEは全世代に普及した生活インフラです。総務省「令和6年度」調査の全年代利用率は91.1%で、10代から60代以上まで幅広く使われています。連絡手段としても情報収集としても、年齢を問わず利用されています。

MAUと利用率は何が違うの?

MAU(月間利用者数)は「実際に使った人数」、利用率は「ある集団のうち使っている人の割合(%)」です。MAUはSNSの規模、利用率はターゲット層への浸透度を測るのに使います。両方を見ることで、規模と相性の両面からSNSを判断できます。

企業が最初に始めるべきSNSはどれ?

ターゲットの年齢層が最も多く集まるSNSを1つ選ぶのが基本です。全世代に広く届けたいならLINEやYouTube、10代ならTikTok、20〜30代でビジュアル訴求ならInstagramが起点になります。まず1つで成果を出してから横展開するのが失敗しにくい進め方です。

まとめ:SNSの利用者数と年齢層を踏まえた戦略を

SNSマーケティングを成功させるには、利用者数(MAU)と年齢層という客観的なデータを出発点に、自社のターゲットと目的に合わせてSNSを選ぶことが欠かせません。最後に、本記事の要点を振り返ります。

  • 国内最大のSNSはLINEで月間利用者数1億人以上、全年代利用率91.1%の生活インフラ
  • YouTube(80.8%)は全世代、X(43.3%)は20代、TikTok(33.2%)は10代、Facebook(26.8%)は40代以上に強い
  • Instagram(52.6%)は男性も約4割が利用し、ビジュアル訴求とインフルエンサー施策の主戦場
  • SNS選びは「年齢層・目的・コンテンツ形式・拡散性」の4軸で判断し、複数SNSの組み合わせも検討する
  • インフルエンサーはフォロワー数よりエンゲージメント率とブランドとの親和性で選ぶ

まずは自社のターゲット層が最も多く利用しているSNSを1つ見極め、そこから施策を組み立ててみてください。本記事で紹介した総務省や各社の公式データは、社内プレゼンや企画書の根拠としてもそのまま活用いただけます。

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