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アンバサダーマーケティングとは?アンバサダーの選び方や費用相場を紹介

アンバサダーマーケティングとは?

商品やサービスを多くの人に知ってもらい、使ってもらうためには効果的なプロモーションが重要です。

近年では、マスメディアを使った大々的な広告だけでなく、Webを使ったプロモーションも主流となってきました。

SNSで人気を集めるインフルエンサーを活用した広告で成功した事例も数多くあります。

そんな中、今回はアンバサダーマーケティングというものに焦点を当てて、そのメリットやデメリットについて解説していきます。

アンバサダーマーケティングをPRに活用

アンバサダーをPRに起用する

もともと、その商品やサービスのファンである方が積極的にその商品などをPRするのがアンバサダーです。

このアンバサダーマーケティングについて深堀していきます。

他のプロモーションとはどう違うのでしょうか。

アンバサダーマーケティングの基礎知識

アンバサダーというのは、自分が大好きでファンである商品、サービスを積極的に他社に伝える存在のことです。

日本語だと「~大使」にあたります。

その土地出身者で、地元の食べ物や観光地などを愛し、積極的にアピールする「観光大使」をイメージするとわかりやすいでしょう。

このようなアンバサダーが発信する情報は、自分が感じた嘘偽りのない、真実です。

ファンである方からの情報なので、信頼度が高いですし、より具体的で詳細な情報が伝えられます。

こうしたアンバサダーによる情報は、多くの方に注目・認知され、興味・関心を与えます。

その気持ちから、商品について検索してみたり、実際にそれを購入・使用したりするという行動に繋がります。

さらにそこで感じたことを周囲の人に話したり、SNSで発信したりと共有することもあるでしょう。

最近では、Instagramでアンバサダーを募集し、プロモーションをする事例も増えています。

ブランドの世界観や、リアルな使用状況などを繰り返しの投稿で伝えられるのが魅力です。

特に、美容関連、アパレル、食品、カメラ、家電などでのアンバサダーマーケティングが多いようです。

インフルエンサーマーケティングとの違い

商品についての情報を発信するという点では、アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングでは同じです。

しかし、情報の質や信頼度、熱量という点で両者には大きな違いがあります。

アンバサダーマーケティングは、もともとその商品やサービスを愛用している方、ファンである方を起用したものです。

したがって、アンバサダーの方の商品に対する愛情、熱量は強く、それが発信する情報にも表れます。

本当に大好きな商品を多くの人に知ってもらいたいという使命感もあります。

非常に質の高い情報が発信されるということです。

周囲への影響力の大きさ、所謂フォロワー数などは関係なく、アンバサダーになることは可能です。

対して、インフルエンサーマーケティングの場合は、多くのフォロワーに情報を届ける役割と言えるでしょう。

PRする商品やサービスは、インフルエンサーの属性や趣味に関連したものではありますが、もともと愛用していたものではありません。

したがって、商品に対する知識や熱量を持っているわけではないのです。

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アンバサダーマーケティングのメリットとデメリット

アンバサダーマーケティングの効果

魅力的に感じられるアンバサダーマーケティングですが、どんなものにもメリットとデメリットがあります。

ここでは、それらについて具体的にご紹介します。

アンバサダーマーケティングの実施を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。

アンバサダー活用のメリット

最大のメリットは、自主的で積極的なPRを期待できることです。

熱心なファンなので、愛用するたびに、新商品や新シリーズなどが出るたびに、SNSで投稿をしてくれるでしょう。

繰り返しの投稿をすることで、より多くの人の目に複数回届けることができます。

信頼できる情報の発信者となってくれるのもメリットです。

インフルエンサーマーケティングが注目されるようになり、多くのPR投稿を目にするようになりました。

そのため、ただ仕事として請け負った、薄い内容のPR投稿は広告感が強く、毛嫌いされてしまう傾向にあります。

それに対し、アンバサダーによる本当に好きな商品のリアルな声であれば、信頼ができ、多くの方に受け入れられます。

商品のプラスなイメージが広がっていくでしょう。

商品選びや購入には、口コミを参考にする方が多いということが、調査でもわかっており、アンバサダーの発信内容は参考にされやすいと言えます。

また、アンバサダーによるフィードバックが得られるのも企業側のメリットでしょう。

商品やサービスを愛用しているアンバサダーだからこそ、気づいた点、もう少し改善してほしい点などの意見を具体的に聞くことができます。

それを活かして、商品開発や問題改善などにつなげられます。

今後さらにアンバサダーが商品を気に入ってくれることになりますし、多くの方によりよい商品を届けられます。

知っておくべきデメリット

熱心で信頼できるアンバサダーを見つけるのが難しいということが、デメリットの一つです。

既に有名で人気のある商品であれば、アンバサダーを見つけるのは容易かもしれません。

しかし、これから認知度を上げていきたい、多くの方に使ってもらいたいと考えている商品の場合は、アンバサダーとなり得る方を探すのが難しいでしょう。

また、質を重視したアンバサダー選定をしないとうまくいかないこともデメリットです。

とにかくPRのために、量を重視したプロモーションを行なってしまうと、それはもはやアンバサダーマーケティングではありません。

焦らずに質を確保したアンバサダー選定が重要です。

アンバサダーの熱が急に冷めてしまうことがあるのもデメリットでしょう。

熱心に応援していたファンが、急にファンを辞めて他のファンになることもあるでしょう。

特に、熱心に応援してきたからこそ、何かがきっかけで冷めてしまうことがあります。

アンバサダーも同様です。

商品やサービスに対する熱が急に冷め、アンバサダーとして成り立たなくなってしまうことがあることも念頭に置いておきましょう。

一人のアンバサダーに頼るのではなく、複数人起用する、定期的に見直しをするなどの対策が必要です。

アンバサダーの選び方

アンバサダーの選び方

アンバサダーとなって、熱心に情報を発信してくれる方を見つけることがアンバサダーマーケティングにおいて最も重要な作業と言えます。

その選び方や流れを簡単にご説明します。

アンバサダーの募集と選定

商品やサービスのファンであることを公言している芸能人や有名人をアンバサダーに認定するのが最もスムーズで効果的なものです。

しかし、アンバサダーは、決して知名度のある方や人気のある方である必要はありません。

商品のファンである一般の方でもアンバサダーになり得ます。

まずは、アンバサダーを募集するキャンペーンを行なうという方法があります。

商品やサービスを愛用していることがわかる投稿をしてもらい、その投稿内容などからアンバサダーを選定するのです。

SNSで「アンバサダー〇名募集」という投稿を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

普段から企業のSNSをチェックしている熱心なファンからの応募が期待できます。

選ぶときの注意点

重要なのが、アンバサダーになりたいという強い気持ちを引き出す仕組みづくりです。

その気持ちがあってこそ、アンバサダーに応募をしますし、選ばれたあとも責任感を持って、熱心にアンバサダーとしての活躍をしてくれるでしょう。

そのために、アンバサダーに任命された方への条件を明確に提示することが必要です。

例えば、アンバサダーには無償で商品を提供すること、お得に購入・利用できるようにすることなどのアンバサダーとしてのメリットを提示しておきます。

そんな中で注意すべきなのは、アンバサダーの質を重視することです。

誰でもアンバサダーに選ばれるのでは、意味がありません。

募集の段階で、商品に対する興味や愛情などをPRとして送ってもらう、投稿してもらうなどの意志確認が必要です。

そうして、質の高いアンバサダーを採用しましょう。

アンバサダー起用の費用について

アンバサダーを起用する費用相場

アンバサダーを起用する場合、著名な方への依頼であれば、広告契約料などがかかるでしょう。

しかし、SNSにおいて、一般の方へアンバサダーの役割をお願いする場合、基本的には金銭的なインセンティブは付与しません。

商品やサービスのファンである方にとっては、金銭を授受することではなく、アンバサダーに任命されたことこそが名誉であり、喜びなのです。

したがって、費用としては商品代以外ほとんどかけずにアンバサダーマーケティングを始めることも可能です。

商品やサービスの利用料金のみを負担する形になるので、高額な商品、サービスでなければ企業としては大きな負担とはならないでしょう。

予算に合わせて、どのくらいのアンバサダーを起用するべきか考えることができます。

例えば、1000円の商品を100名のアンバサダーに与え、レビューをしてもらうとすると、10万円の予算で賄えるということになります。

その他、この業務に関わる人件費が費用としてあげられます。

新たに人を雇うことになると、その人数分が毎月の費用としてかかることになります。

代理店を利用する

初めてアンバサダーマーケティングを行なおうとする場合、試しに一度やってみたいと考える場合には、自力で行なうのではなく、アンバサダーマーケティングの知識やノウハウが豊富な代理店に相談することがおすすめです。

アンバサダーマーケティングと言っても、規模や方法などは多岐に渡ります。

未経験者では、どれほどのコストや手間をかければよいのかも予測しづらいでしょう。

そこで、クライアントの要望に合わせた最適なアンバサダーを選定してくれ、マーケティングの進め方までサポートしてくれる代理店が役立ちます。

代理店を通すことで、費用がかさんでしまうと心配されるかもしれませんが、知識の無い中、限られた人材でアンバサダーマーケティングを成功させるのは難しいでしょう。

手間や効率を考えるのなら、代理店を利用したほうがコスパは高いかもしれません。

代理店を利用する場合、手数料や仲介料、コンサル料などが、案件ごとにかかったり、月額で設定されていたりします。

さらに、既に人気や知名度がある方をアンバサダーに任命する場合には、フォロワー数などに応じて報酬を提示する場合もあるでしょう。

代理店の利用を検討される場合は、十分に比較し、自社の要望に合った所を選びましょう。

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直接依頼する

アンバサダーになってくれる方を自社で募集し、採用するという方法もあります。

この場合は、一般の方に募集をしたり、ファンである方を見つけて依頼をしたりしなければなりません。

営業部などの既存の部署の中で、人員を設けて新しいプロジェクトを立ち上げることになるでしょう。

また、新たにアンバサダーマーケティングについての部署を設置する場合もあるかもしれません。

一般顧客からアンバサダーを募る場合は、サンプルを配布する感覚で予算をかけずに始められるでしょう。

しかし、質の高いアンバサダーを厳選して採用したい場合、その分、プロジェクトに関わる人員確保にかかるコストが増えると考えるとよいでしょう。

アンバサダーマーケティングを成功させよう

アンバサダーマーケティングの成功

アンバサダーマーケティングは、単に影響力のある、フォロワー数の多いインフルエンサーの選定よりもチェックしておくべき項目が多いでしょう。

しっかりと確認し、質の高いアンバサダーを見極め、マーケティングを成功させましょう。

成功のためのポイント

アンバサダーは質を重視すると言いましたが、それに加えてインフルエンサーのような量も伴っている方であれば、それほど良いことはありません。

InstagramなどのSNSを活用したアンバサダーの場合、質に加えてフォロワー数もチェックしておくとよいでしょう。

また、普段の投稿からアンバサダーの人となりがわかります。

コメントへの返し方、投稿の頻度や投稿内容などから、質の良い情報を発信されているかを確認できます。

信頼できるアンバサダーなのかを見極めるのに役立ちます。

他のアンバサダーやPR投稿なども行なっているのかも確認しておきましょう。

PR投稿が多すぎると、アンバサダーとしての投稿とPR投稿がフォロワーから混同されてしまう可能性があります。

そうすると、アンバサダーとして機能しなくなってしまいます。

競合他社のアンバサダーに起用されていないかもあらかじめ確認が必要です。

具体的な事例

「ネスカフェ アンバサダー」

テレビCMなどでも募集されていたため、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

アンバサダーになった企業には、エスプレッソマシンが提供され、マシンの初期費用や修理代などもネスレが負担してくれるというキャンペーンです。

こちらは、アンバサダーの選定方法もしっかりと定め、戦略的なマーケティングを行なったため10万人ものファンを獲得できた成功事例です。

まず、アンバサダー応募の条件として、ネスレ会員登録、30文字以上の応募理由の記述を設定しました。

そして、一次選考の通過、電話による選考結果の授受という手順を踏み、アンバサダーを認定します。

アンバサダーは、職場などでネスカフェを楽しんでいる写真をSNSで投稿すること、アンケートに答えることが課せられました。

これにより、多くの方に商品、サービスの魅力を伝えられます。

また、アンケートで商品の使用状況やお困りの点などのフィードバックが得られます。

「misoca アンバサダープログラム」

Misocaはオンライン請求書作成プラットフォームで、フリーランサーや個人事業主、中小事業者を中心に利用されています。

このアンバサダープログラムでは、熱心なユーザーをアンバサダーに認定し、様々な活動、イベントを行ないました。

例えば、アンバサダーと一緒にラインスタンプを作る、サービスの機能拡張をする、定期的なMEETUPでリアルなつながりを行なう、などです。

サービス利用者であるフリーランサー、個人事業主、中小事業者は、ビジネス拡大のために他社とのつながりや新たな出会いを求めており、大事にしています。

そのような特徴にぴったりとマッチした企画と言えます。

「DHCブランドアンバサダー」

スキンケアや化粧品などのブランドDHCのアンバサダープログラムです。

普段からDHCを愛用している方を対象とし、まだDHCをよく知らない方に向けて、商品の魅力を伝えることが目的です。

アンバサダーの方には、活動に応じてのインセンティブがもらえたり、プレゼントやイベントなどに応募できたりします。

活動を通して、さらにブランドへの愛が深まるような施策になっています。

「ホテルニューオータニ東京 公式アンバサダー」

『思い出に残る“ホテル体験”を発信』するために、ホテルニューオータニアンバサダーを募集しています。

アンバサダーに選ばれた方は、ホテルのイベントなどに招待されます。

そして、アンバサダーは、その体験や様子などをInstagramで投稿します。

商品だけでなく、サービスについてもアンバサダーが活躍している事例の一つです。

まとめ

アンバサダーマーケティングでは、熱心なファンの投稿がプロモーションに繋がる、非常に効率がよく効果的な手法です。

広告感が抑えられた、自然でリアルな声を届けていきたい場合におすすめです。

もともとファンで始めたアンバサダーの活動により、さらに商品やサービスのことが大好きになったというケースは多いです。

引き続き、ロイヤリティの高い消費者にもなってくれることでしょう。

商品やサービスの特徴、ファンの属性などによっては、アンバサダーマーケティングは最も適したPR方法になり得るでしょう。

自社の現状を把握し、今後のターゲットなどを見据えて、アンバサダーマーケティングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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