Instagramでアカウントを検索する方法｜検索する際の注意点はある！？

企業でインフルエンサーマーケティングを実施する際、まずは自社に最適なインフルエンサーを見つける必要があります。

SNSマーケティングの主流であるinstagramでは、どのような検索方法が有効でしょうか。

本記事では、instagramでの検索方法をはじめとして、検索するメリットやその際の注意点、インフルエンサーを探す方法についてもまとめています。

instagramでアカウントを検索する方法

instagramにおけるアカウント検索方法について、以下で4つ紹介します。

いずれも、自社に適したインフルエンサーを見つけることを前提としたものです。

ハッシュタグ

「#」で始まるハッシュタグを用いて検索する方法です。

具体的なやり方は、以下のとおり。

• 虫眼鏡アイコンをタップ
• 「タグ」をタップ
• 「検索」でキーワードを入力する

ハッシュタグは、ユーザーが投稿のテーマに沿ってキーワードをタグ付けできる機能です。

検索の幅が広く、汎用性の高さもメリットとしてあります。

自社の商品やサービス、ブランドに関連するハッシュタグで検索すると、求めるインフルエンサーが見つかるかもしれません。

また、instagramのハッシュタグ検索をしていると、業界やターゲット層のトレンドを把握することにもつながります。

ハッシュタグには流行があるので、それをつかんでおくとSNS マーケティングに役立てられるでしょう。

過去のPRコンテンツをチェック

同じ業界や、同種の商品・サービスを提供する企業などの、過去のPRコンテンツをチェックするのも有効な検索方法のひとつです。

どういったインフルエンサーが適しているのか、ターゲットのニーズにマッチしているのか把握できます。

成功例・失敗例ともにあればベターです。

なおこれは、インフルエンサーが自社に適しているか否かをチェックするうえでも、有効な検索方法です。

候補に上がっているインフルエンサーの過去の投稿を確認することで、自社に適しているかどうかが判断しやすくなります。

ついフォロワー数の多さで選んでしまいがちですが、本当に重視すべきなのは「熱心なファンがいるのか」「フォロワーに届くようなPRコンテンツを投稿できているか」といったことです。

検索欄の活用

検索欄にアカウント名かIDを入力することで、インフルエンサーを見つけるという検索方法もあります。

各アカウントでは、「フォロワー」や「フォローしている人」も検索可能です。

インフルエンサー同士はさまざまなつながりがあるので、そういったネットワークからインフルエンサーの候補を検討するのも、有効な検索方法といえます。

またinstagramの機能として、検索履歴をもとに自動でおすすめのアカウントが表示されます。

それをチェックしてみるのもよいでしょう。

インフルエンサー代理店に依頼する

ここまでは、すべて自社で行う検索方法を紹介してきました。

しかしインフルエンサーの起用には以下のような工程があり、自社ですべてを実施するのは難しいケースもあります。

• インフルエンサーを検索
• 自社に適した人物を選定する
• インフルエンサーにコンタクトをとる
• 採用決定・契約
• PRコンテンツの打ち合わせ
• PR投稿

初めてのインフルエンサーマーケティングで、上記をすべて自社対応するとなると、なかなか大変なものです。

時間的・人的コストともに負担が大きくなるケースも少なくありません。

そこで利用したいのが、インフルエンサー代理店です。

依頼すると、インフルエンサーの選定からPR投稿に至るまで、一貫して対応してくれます。

交渉がスムーズになるほか、炎上対策をしてもらえるのもいまの時代には大きなメリットとなり得ます。

「インフルエンサー代理店ってどんなところ？」と思われた方は、ぜひ以下もチェックしてみてください。

▼関連記事

• 【2021年版】「インフルエンサー代理店20選！代理店の特徴と選び方」

instagramで情報収集するメリット

インフルエンサーマーケティングを検討している企業にとって、instagramで情報収集することには、さまざまなメリットがあります。

マーケティングをするうえでどのような利点があるのか、以下で解説します。

自社のイメージにぴったりのインフルエンサーが探せる

先述した検索方法を利用すると、自社のイメージにぴったりのインフルエンサーを見つけることが可能です。

一定の影響力があるインフルエンサーは特に、特定のジャンルに特化した投稿をしています。

すると当然、そのジャンルに興味を持つフォロワーが集まりやすくなり、エンゲージメント率も高いのが特徴です。

そういった特性を活かして、自社イメージに適したインフルエンサーを起用してPRを行うと、高い広告効果が期待できます。

ターゲットのニーズが把握できる

さまざまな検索方法を用いてinstagramで情報収集していると、自社ターゲットのニーズが把握できるのもメリットのひとつです。

イメージに適したインフルエンサーを検索するなかで、さまざまなユーザーの投稿やリアクションを目にすることとなります。

そういったことから、あらゆるニーズを知ることが可能です。

またそれを、マーケティングに活かすこともできます。

業界のトレンドがつかめる

instagramでインフルエンサーを検索したり、そのフォロワーやファンの投稿をチェックしたりしていると、業界のトレンドもつかみやすくなります。

業界のマーケティング担当者と、一般ユーザーとでは、流行に対するズレが生じているケースがあります。

リアルタイムでさまざまな投稿を目にすることで、ユーザーの真のニーズとともに、トレンドが見えてくるはずです。

アカウント検索時の注意点

instagramでの検索方法がはいくつかありますが、その際の注意点についても理解しておきましょう。

目的のアカウントが見つからないのはなぜ？

すでに候補のインフルエンサーが決まっている場合は、直接ユーザーネームなどで検索することとなるでしょう。

しかし目的のアカウントが見つからないこともあります。

それは主に、ユーザーネームやアカウントが間違っているのが原因です。

instagramでの検索方法がうまくいかない場合は、一旦Googleなどでユーザーネームを検索してみるのもひとつの方法です。

Google検索などすれば、多少間違っていても候補として考えられるものがいくつか上がってくるはずです。

そこからinstagramのアカウントを見つけることもできます。

検索したことは相手にバレる？

検索したことが相手に伝わるのかという点ですが、足跡が残ってしまう行動と、そうでないものとがあります。

なお、アカウント検索したのみでは、相手にバレることはありません。

▼instagramで足跡が残る（相手にバレる）行動

• ストーリーの閲覧
• ダイレクトメッセージ（DM）の閲覧
• 写真・動画・メッセージの閲覧、スクリーンショット撮影
• 投稿へのコメント
• 「いいね」
• インスタライブの視聴
• フィード投稿・ストーリーへ相手をタグ付け
• ユーザーのフォロー

▼instagramで足跡が残らない（相手にバレない）行動

• アカウント検索
• ハイライトの閲覧
• リール（Reels）の閲覧
• プロフィールの閲覧
• ストーリー・フィード投稿の閲覧、スクリーンショット撮影
• フィード投稿・ストーリーのシェア
• 投稿の保存（コレクション・ダウンロード）

検索履歴を削除するには？

instagramの検索履歴を削除するには、主に2つの方法があります。

履歴を削除するか、個別で削除するかの違いです。

▼検索履歴をまとめて削除する方法

• プロフィールタブのメニューボタンから「設定」を開く
• 「セキュリティ」をタップ
• 「検索履歴をクリア」を選ぶ
• 右上に表示される「すべてクリア」をタップ

▼検索履歴を個別に削除する

• 虫眼鏡アイコンをタップ
• 最近の検索履歴が出てくるので、削除したいアカウントの右端にある「×」ボタンをタップ

自力でインフルエンサーを探すメリット・デメリット

自社でインフルエンサーを見つけるといった検索方法では、以下のようなメリット・デメリットがあります。

両者を理解したうえで、インフルエンサーの選定方法を考えましょう。

メリット

何よりコスト面ではメリットが大きいといえます。

仲介業者がいない分、低コストでインフルエンサーの起用が可能なためです。

また自社の意図をダイレクトに伝えることができるので、選定から契約がスムーズにいった場合は、スピーディさもメリットとなり得ます。

デメリット

自社と親和性が高いインフルエンサーの検索・選定からPR投稿、さらに効果測定に至るまでをすべて行うとなると、想定していたよりも時間的・人的コストがかかるケースも少なくありません。

そのため安易に「コストが安い」と判断するのではなく、自社で行う場合と外注する場合との比較をすることが重要です。

特にインフルエンサーマーケティングに初めて取り組む場合には、インフルエンサーキャスティング会社などの専門会社を利用する方法も候補に入れるのがベター。

インフルエンサーの検索方法一つとっても、素人には難しいこともあるためです。

▼関連記事

• インフルエンサーの選定方法！見るべきポイントや依頼時のポイントを解説

自力で見つける以外の方法

instagramなどで自力で探す以外には、外部サービスを利用する方法があります。

その場合、広告代理店やインフルエンサーキャスティング会社に依頼するのが一般的です。

2つの方法についても、メリット・デメリットについて解説します。

広告代理店

1つ目に紹介するのは、インターネット広告に特化した広告代理店を利用する方法です。

マーケティングの専門知識や実績に特化しているのが特徴として挙げられます。

メリット

メリットとしては、マーケティングスキルに優れていることです。

最近ではインターネット広告に特化した代理店も多くなっているので、その分野に特化した会社に依頼すると、高い効果が期待できます。

また、PDCAを回しながら施策を講じてくれるのが、広告代理店を利用する際の大きなメリットです。

マーケティングを成功させるには、効果測定したうえでさまざまな施策を継続して取り組むことが欠かせません。

その際、適切にPDCAサイクルを考えることが求められるためです。

デメリット

広告代理店の場合、費用面でデメリットとなり得る点には注意が必要です。

マーケティングのすべてのフェーズを外注するとなると、それなりにコストがかかってきます。

ただし、自社でマーケティングの効果測定まで行うとなると、それなりの時間・費用を要します。

費用対効果という視点で十分に比較検討しましょう。

また、代理店を選定するときは、その会社の得意分野をふまえて検討することも重要です。

SNSマーケティングやインフルエンサーマーケティングに関する実績が豊富な会社を選びましょう。

インフルエンサーキャスティング会社

2つ目に紹介するのは、インフルエンサーキャスティング会社を利用する方法です。

SNSマーケティングやインフルエンサーマーケティングでの戦略に特化しているのが強みといえます。

メリット

インフルエンサーマーケティングはまだ比較的新しいマーケティング手法なので、一般的な広告代理店ではノウハウが構築されていないケースもあります。

その点インフルエンサーキャスティング会社では、それ専門に行なってきているので、知識や実績が豊富です。

インフルエンサーのフォロワー属性やエンゲージメント率をもとに、自社に適したインフルエンサーを選定してくれます。

さらに、契約からマネジメント、リスク対策、効果分析に至るまですべてワンストップで実行してもらえるのは大きなメリットです。

会社によっては、社内でインフルエンサーを抱えていたり、つながりがあったりするケースも多いため、選択肢が広いといった専門会社ならではの利点もあります。

デメリット

広告代理店の場合と同様に、コスト面でデメリットとなる可能性がある点には注意が必要です。

予算を伝えるとともに、施策の内訳を明確にしてもらいましょう。

たとえば社内のインフルエンサー起用で低コストになるなど、インフルエンサーマーケティングに特化した会社だからこそコストダウンできる部分もあるので、まずは交渉することです。

自社で行う場合との比較を明らかにしてもらうのも、ひとつの方法です。

まとめ

instagramでの検索方法としては、ハッシュタグの利用や過去のPRコンテンツチェック、インフルエンサーネットワークを利用することなどが挙げられます。

そのほか、インフルエンサー代理店に依頼する手法もあります。

自社に最適なインフルエンサーの検索や選定、PR投稿や効果測定をすべて自社で実施するのは、そう簡単ではありません。

効果を得るためには、専門の知識やノウハウが必要です。

そのため「インフルエンサーマーケティングのノウハウがない」「過去にSNSマーケティングを行なったものの、効果を実感できなかった」「社内に人的リソースがない」といったケースでは、インフルエンサー代理店を利用するのが有効です。

インフルエンサー代理店の特徴や選定方法についてさらに詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

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• 【2021年版】「インフルエンサー代理店20選！代理店の特徴と選び方」

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