失敗しないインフルエンサーマーケティングのための人気YouTuberの選び方
小学生がなりたい職業のランキングトップ10に選ばれるほど人気の職業であるYouTuberは、ここ数年目覚ましい活躍を見せています。
若者においては、TVよりもYouTubeを見ている時間の方が長い人もいるほどです。
実際にYouTubeを見て商品を購入したり、課金したりしている人は、一定数います。
YouTubeをインフルエンサーマーケティングに活用するとなるとどのような活用方法があるでしょうか。成功する活用方法とは。
目次
YouTuberにインフルエンサマーケティングを依頼するメリット
YouTube動画を活用して商品のPRをしたり、売り上げを伸ばしたりするYouTubeマーケティングは、最近注目されてきているマーケティング方法です。
YouTube利用者は、InstagramやTwitterなどの他のSNSに比べて利用者が圧倒的に多く、全世界では、インターネット利用人口の約3割が利用しているといわれています。
消費者の興味を引く動画を作成することができたならば、あとは何もしなくても情報が拡散されていきます。
なぜならば、YouTubeは、InstagramやTwitterと同様に共有できるコンテンツだからです。
TVコマーシャルのように多くの費用をかけなくても同様の働きをし、さらによりターゲット層を絞ったマーケティングが可能です。
YouTubeの特徴
YouTubeは、チャンネル登録数や動画の再生数をアクセス解析できるという特徴を持ちます。
数値化してデータとして確認できるので、動画やチャンネルの人気の有無、人気の傾向などが一目で把握できます。
ユーザーは、チャンネル内の動画のうち、再生回数が多い動画はどれなのか、特定の時間内のパフォーマンスなどが確認できます。
さらに、条件次第では、視聴者が該当動画を検索したのはどこからか、該当動画のリンク元、検索ワード、動画が画面に表示された回数とその動画が再生された再生時間との関係などを解析することが可能になります。
これらのデータは、グラフや表で確認できるので、違いがはっきり分かりますし、一目で把握できます。
その他、動画が視聴されている時間帯や、視聴者の居住地域、年齢や性別などが分かるのが特徴です。
動画の視聴者の動向や傾向を把握することで、投稿した動画がどのような年代や性別の人々に支持されているのかが分かります。
他のSNSとYouTubeはここが違います
YouTubeは、他のSNSと違い長時間動画が再生できます。他のSNSでも動画を投稿できますが、YouTubeのように長時間動画を再生することはできません。
動画の再生時間が長ければ、それだけ投稿者の伝えたいことが伝わります。
動画の再生時間が長いといっても映画やドラマの時間ほどは長くないことがほとんどなので、興味をひく動画であれば、視聴者は移動時間などのちょっとした時間で、最初から最後まで視聴しやすいです。
ただし、「つまらない」「思っていた動画と違う」と思われると、視聴を中断し離れてしまいます。
自分で撮った動画だけでなく、アニメーションや声だけ、動く文字だけなどさまざまな表現方法で情報を伝えることが可能です。
動画の撮影といっても、最近はスマートフォンで撮影して編集することも可能。
InstagramやTwitterなどの他のSNSと違って、簡単な動画制作から本格的な機材を使用した本格的な動画までアップロードしても容量オーバーにならないのが特徴的です。
人気動画の傾向
現在人気のある知名度の高いYouTuberがインフルエンサーマーケティングにおいて活躍するのは間違いありませんが、特定のYouTuber以外に、アニメや漫画などの解説動画を投稿している解説系YouTuberの人気が高まっています。
人気のアニメの解説動画を投稿しているYouTuberはたくさんいます。
難解なアニメの深い部分や複雑な人間関係、主人公の読み取りづらい心情などを解説してくれるYouTubeは、とても人気が高いです。
アニメが中心なのでマーケティングにおいてもジャンルは限られるかもしれませんが、自社商品やサービスと上手くコラボレーションできる企画を考えてみるのはいかがでしょう。
他にも、やってみた、歌ってみた、踊ってみたというYouTube動画の人気が高く、グルメやコスメを紹介する動画も以前人気があります。
今動画を見ている若い世代が30代・40代になっていくにつれ、利用する年齢層の拡大も期待できますし、それに合わせてYouTubeを使ったインフルエンサーマーケティングにマッチするジャンルも拡大していくことでしょう。
実際に、タイアップする企業数は今後も拡大するという予測もあり、これからもどんどん伸び続けていくコンテンツです。
マーケティングにYouTubeを活用する方法
人気YouTuberの中には、専門的な知識を披露しているYouTuberがいます。
例えば、Apple製品に詳しくて、Apple社の新しい商品が出たら実際に使用してみて、便利な機能や感想を解説するYouTuberや、ダイエット商品を試すのが好きで、器具やサプリメントなどあらゆるダイエットに関係するものを実際に試してみた感想を紹介するYouTuberなどさまざまなタイプの人がいます。
その商品が好きで、実際に使ってみたリアルな感想なので、信憑性が高く、視聴者からの好感度は高いです。
そのような自分が好きで商品やサービスを紹介しているYouTuberをマーケティングに利用できます。
ただし、登録者数は多くても忌憚ない意見を述べすぎる人やいわゆる「フォロワー買い」をしている人を選んでしまうと失敗してしまう可能性があるので、どのYouTuberに依頼するのかは見極める必要があります。
また、YouTubeでは任意のYouTubeチャンネルを設定することができます。
ユーザーを特定のボタンをクリックすることで該当チャンネルに誘導することが可能になり、動画だけでなく、ホームページや購入サイトに飛ばすことも可能です。
YouTuberを利用したインフルエンサーマーケティングのデメリットとは
人気が高いYouTuberをインフルエンサーで起用して商品を紹介すると商品がたくさん売れるという効果がありますが、YouTuberを起用したインフルエンサーマーケティングにはデメリットもあります。
マーケティングの効果が得られないだけでなく、下手すると企業のイメージが大きく下がってしまう可能性もあるので十分に注意しましょう。
YouTuberに依頼して失敗する原因
人気YouTuberにマーケティングを依頼しても失敗することがあります。思ったような効果が得られないばかりか、企業側にとってはマイナスの結果になることもあり得ます。
その点を理解してYouTubeマーケティングを行いましょう。
ただ、失敗するには必ず原因がありますので、原因を知っていれば、失敗を回避することもできます。YouTuberに依頼して失敗する原因と対策を1つ1つ解説していきますので、参考にしてみてください。
炎上するとマイナスイメージに
YouTuberがどのような人物やキャラクターなのかを見極めましょう。
YouTuberは、ほとんどの場合は人気が出るとその人気は持続しますが、まれに過激な事をするあまり炎上してしまうことがあります。視聴数を増やしたいあまりわざと炎上させてしまう人もいます。
例えば、食べられそうにないものを生で食したり、お店で迷惑なほど騒いだり、ハロウィンの渋谷で大騒ぎをしたり。そういった映像を撮影して投稿するのです。
過激すぎる動画は話題にはなりますが、時には犯罪に巻き込まれてしまうことにもなりかねません。
過激なYouTuberが逮捕されたというニュースもたびたびありましたし、視聴者が不快な思いをする動画を投稿したYouTuberもいます。
そのようなYouTuberは話題にはなりますが、マイナスのイメージで話題になるので、企業や商品までマイナスイメージがついてしまうことがあります。起用するYouTuberによってマーケティングの成功は左右されるので注意が必要です。
過去にどのような投稿をしたのか、炎上したことはないか、YouTuber選定の際に確認をしましょう。
また、YouTuberの人柄に問題がなくても、PR動画であることを明記しないことで炎上に繋がることもあります。
PRであることを隠すつもりがなくても、それが視聴者にしっかりと伝わらなければ「ステマ」とみなされるので、投稿ルールの確認も不可欠です。
企業側とのズレ
いくらクオリティーの高い動画を作成したとしても、マーケティングにおいて、企業側の意図したことと動画の内容に相違がある場合、マーケティングは失敗し、思ったような効果がでない場合があります。
ある程度は起用したYouTuberに自由にしてもらうことも、持ち味を生かすためには必要なことではあります。
しかし、起用したYouTuberと動画作成前に入念に打ち合わせをし、撮影中、編集後でも何度も確認をしてズレが生じないようにしましょう。
登録者数・再生回数の伸び悩み
視聴登録者数が少なく、知名度が低いYouTuberをマーケティングに起用した場合も、思うように結果が出ません。
一見、登録者数が多いように見えていても実は内情は企業マーケティングを請け負う専門のアカウントがほとんどな場合もあります。その場合は、費用対効果が悪くなってしまうので、フォロワーの質の見極めも重要です。
また、チャンネル登録者の中にターゲット層が含まれていないと費用が発生するだけで効果が表れません。
フォロワー買いをしていないか、YouTuberのフォロワー層はどのような人たちなのか、YouTuber
起用の前にしっかりと調べる必要があります。
広告感ばかり前にでて、YouTuberの良さがでない
企業の思うような動画になっていたとしても、失敗する可能性があります。それは、動画にPR感が強く出てしまっている場合です。
YouTubeを楽しむ視聴者は、「動画を楽しんで視聴したい」「好きなYouTuberが何を紹介するのか参考にしたい」と思っている人が大半です。企業のPR色や広告色が強い動画は、あざとく感じられて最後まで視聴してもらえない可能性があります。
そうならないためには、企業やサービスと相性のいいYouTuberを選びましょう。
例えば普段30代向けのコスメやメイクの仕方を紹介しているYouTuberが、急にシニア向けの化粧品を紹介している動画をアップすると違和感を覚えるばかりか、広告感が前にでているように感じられます。
普段の投稿内容や過去タイアップを参考にして選定することで、広告色をあまり感じさせない動画にできます。
また炎上について紹介した際にもお伝えしましたが、PRであることを隠すとステルスマーケティングになるので絶対に避けましょう。
ステルスマーケティングは、視聴者がYouTuberにも、マーケティングを行った企業側にもよいイメージを抱きません。裏切られたような印象を与えてしまい、炎上にもつながります。
YouTuberにだけでなく、企業にも批判的なコメントがよせられるリスクがあります。
現在は、ステルスマーケティングを取り締まる法律はありませんが、実際の商品より優良だと誤認されるような表現を行うと景品表示法に違反する可能性もあり、企業側にもペナルティが課せられます。
ユーザーが見たい動画になっていない
バズらせることを意識しすぎている動画も、視聴者が見たい動画ではなくなり、本来の目的を見失ってしまっています。
動画がバズったことで商品が売り切れになったという事例は確かにありますが、バズる動画は狙えば簡単に作られるものではなく、継続して質のいい動画を投稿していくことで生まれるものです。
また、企業側が宣伝したくYouTuberに依頼するとしても、企業が伝えたいことばかりを盛り込んだ動画も視聴者に受け入れられにくいです。
YouTuberと打ち合わせする前に、「何を伝えたいのか」ではなく、「ユーザーは何をしりたいのか、何を求めているのか」を考えておくことが重要です。
YouTuberインフルエンサーマーケティングで失敗しないために
YouTuberインフルエンサーマーケティングが失敗しないために心がけておきたいポイントがいくつかあります。
テレビコマーシャルとは分けて考える
YouTube動画を作成する際に、テレビとYouTubeは違うコンテンツだということを理解しましょう。
テレビとは評価軸が違うので、テレビのコマーシャルを制作している感覚でYouTube動画を作成すると広告色が濃くなります。TVコマーシャルとYouTube動画は違う論理で制作するべきです。
予算を明確にし、配分を考える
インフルエンサーに依頼するには費用がかかります。
一般的にフォロワー数が多いほど1フォロワーあたりの単価が高くなるので、人気なYouTuberほど費用が高くなります。
その他に現地にいってもらう場合、交通費も企業側が負担することが一般的です。
自社アカウントの動画に、人気YouTuberに出演してもらうこともあるでしょう。
クオリティーの高い動画を制作するあまり、動画の制作に費用を掛け過ぎず、PRをして回収できるラインを見極めることです。
そうすることで、動画作成で大幅な赤字になることを防ぐことができます。
費用をかけなくてもよい動画を作成することはできます。
費用を掛けたからといって、クオリティーが高い動画になるかといえば、必ずしもそうであるとは言い切れません。
YouTuberの選出の際フォロワー数だけで判断しない
YouTubeインフルエンサーマーケティングが成功するために大きなカギとなるのが、YouTuberの選出です。
有名で人気の高いYouTuberを選出すればそれだけ動画の再生回数が増えますが、効果が必ず出るとも言い切れません。
大切なことは、企業や店舗のPRしたい内容をYouTuberが伝えることができるか、そのYouTuberのチャンネル登録をしているユーザーに企業がPRしたいターゲット層が含まれているか否かです。
ゲーム実況をしている人気YouTuberを起用したとしても、訴えたい内容がダイエット食品に関することだとしたら、あまり効果が見られないかもしれません。
しかし、ダイエットや筋トレの動画を投稿している有名YouTuberにダイエット食品のPRをしてもらうとターゲットの心にピンポイントで伝わります。
YouTuberの起用は、成功を左右する大きなポイントです。人気YouTuberの選出に迷ったら、こちらを参考にしてみてください。
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人気YouTuber10選
子どもから大人まで人気のYouTuberをご紹介します。
その中でも特に人気のある層についても触れていますので、人気YouTuberを選出する際参考にしてみてください。
ヒカキン
元祖ユーチューバーとして知られるヒカキン。ヒカキンがYouTubeで動画を投稿しだして、YouTubeの知名度が上がりました。
子どもだけでなく、あらゆる世代のユーザーに認知されており、YouTubeを利用していない人にも知名度があります。
投稿している動画は、1つのジャンルだけでなく、ゲーム実況、音楽、商品レビューなどさまざまなジャンルの動画投稿をしています。動画のクオリティーが高いのも人気のある理由の1つです。
時には、視聴者が思っていることを代表してさまざまな隠された部分に切り込んでいく動画は見ていてスカッとします。
言葉遣いも汚くなく、下ネタやモラルに反するような言動が見られないので、子どもに見せても大丈夫だと判断する保護者が多いです。
また、災害が起こると被災者や被災地に大金を寄付するなど社会貢献をしているため、高感度が高いのも特長です。
Marina Takewaki
チャンネル登録数316万人のMarinaTakewakiは、「もっと自分を好きになる」をモットーに自宅フィットネスを中心に動画を投稿しています。
10分以内で、しかも自宅で簡単にできるエクササイズを紹介しています。
誰でも簡単に動画を見ながら気になる部分の部分痩せや肩こり解消ストレッチができるのが人気の高い理由です。
飛んだり跳ねたりの動きがないので、マンションやアパートでもMarina Takawakiさんの動きが真似できます。そういう配慮があるところも人気です。
時々旦那さんであるYouTuberのダーウィンさんと1時間ほどの本格的なライブ配信も行っています。コメント数が多く、多くの人から人気があります。
視聴者は、主婦やダイエットに興味ある女性、お子さんと一緒に視聴している30代のママが多いです。
中田敦彦
人気お笑い芸人でもある中田敦彦さんは、2018年からYouTubeを利用しています。
書籍や映画のあらすじを紹介する動画は、再生回数が100万回を超えるものも多くあります。
YouTube動画のために読書や映画鑑賞を欠かさずしているので、知識量が豊富。見ていてためになる動画を投稿しています。
難しい文学でも、あらすじと要点をまとめて説明してくれるので、YouTubeを見るだけで読書をした気分になれます。
歴史、小説、漫画、エッセイ、ハウツー本などジャンルを問わずさまざまなジャンルを投稿しているのでチャンネル登録している人の属性が幅広いです。
男性からも女性からも人気が高く、視聴者の年齢や性別、職業は幅広いのが特徴です。
スマイリー
身近なネタであるあるの動画を投稿しているスマイリーさんは、登録者数131万人です。
動画は3分以内であることが多く、長くても10分~15分以内。テンポがよく共感しやすい内容が多いのが人気の理由です。Twitterでお題を募集してそれを紹介する動画も多くあります。
アンチがあまりおらず幅広い層に人気があるのが特徴的です。
SekineRisa
フォロワー132万人のSekineRisaは、コスメの紹介やメイクの仕方、イメチェン動画など美容に関する動画を投稿しています。SekineRisaは、30代の女性のこともあり、視聴者は20代・30代の女性が中心です。
人気タレントとのコラボも多く、マットやヒカキンなど豪華ゲストが登場します。
動画では、美容に関する多くの美容グッズや商品を紹介。紹介した商品の中には、動画投稿直後に売り切れ続出した商品もあるほど、注目されているYouTuberです。
きまぐれクック
きまぐれクックは、476万人の登録者がいる料理系YouTuberです。
市場で魚を仕入れて捌く動画を投稿しているのですが、スーパーなどでお目にかかることのない珍しい魚を手際よく捌く姿は、見ていて気持ちがよいです。
捌き方の方法やコツの解説が丁寧なところが人気の理由の1つです。国内だけでなく、海外の視聴者も多くいます。
魚を捌く動画が多いので主婦のチャンネル登録者が多いのかと思いきや意外と男性の視聴者が多く、特に釣り好きの男性や料理が好きな男性から人気が高いようです。
48-フォーエイト
数か月で急激に登録者数を増やした新星の如く表れたSNSグループの48‐フォーティーエイト。
結成時からメンバーが入れ替わり現在(2022年4月)は、8人で動画制作、投稿を行っています。主にYouTubeとTikTokで投稿しています。
バラエティー番組で取り上げられたことで知名度が上がり、ドラマやバラエティー番組に出演するなどメディアへの露出が増えてきています。10代の女性ファンが多いです。
せんももあいしーCh Sen,Momo, Ai & Shii
週間動画再生回数ランキング上位を占める、せんももあいしーCh Sen,Momo,Ai&Shiiは、自身の子どもの日常の動画を投稿しているチャンネルです。
等身大の子どもの日常を投稿しているので、子育て中のパパママに人気のあるYouTuberです。
ひたすら泣いている動画や遊んでいる動画などシナリオがあるわけではなく、子どもの本物の日常生活の一部を切り取っています。
これまでの投稿数は2000を超え、子育てに悩むパパママの強い味方となっているYouTuberです。
兄者弟者
これまでの投稿動画数が8000件近くあり、動画再生回数は、30億回を超え、チャンネル登録者数300万人以上のYouTuber兄者弟者は、ゲーム実況動画を主に投稿しているYouTuberです。
ゲームの解説や感想だけでなく、実際にゲームをプレイして実況している動画を投稿しています。
視聴者は、実際に自分がゲームをプレイしているような気分になります。プレイ中のコメントが面白く、分かりやすいのが人気の理由です。
視聴者はゲームを自分でやっている10代に多いのが特徴です。
発売したばかりのゲームをプレイしている実況動画なのですが、動画を投稿するために初見ではなく、やりこんでいるのがこのYouTuberのすごいところです。
オリジナルのグッズ販売まで行っていて、10代男性からの人気が特に高いです。
デカキンDekakin
元芸人のYouTuberデカキンは、顔がヒカキンに似ていて、身体が大きい(デカい)ので、デカキンという名前で活動しています。大食いクレーンゲーム系YouTuberです。
動画投稿数は1000本ほどで、登録者数は約10万人。極端な企画物や食事をする動画を多く投稿しています。幸せそうに食べる姿や、リアクションやテンポのいいツッコミが人気の理由です。
お笑い芸人時代からのファンと食べることが好きな男性ファンが多いようです。
YouTubeマーケティングの4つの事例
実際にインフルエンサーマーケティングの成功実例をご紹介します。
YouTubeの発信力をいかしたインフルエンサーマーケティングの1つで、YouTuberタイアップという広告手法です。
企業や店舗がPRしたい内容をYouTuberの投稿動画に取り上げ、認知度を高める手法です。
商品を実際にYouTuberが使用し、その感想を動画で言うだけで、動画の視聴者は興味を持ちます。
その視聴者の中に、企業や店舗がターゲットとする層が含まれていれば効果は絶大です。
TVコマーシャルと違い契約期間を定めないので、一定の期間だけでなく、動画を削除するまで視聴者に見てもらえる機会があります。
ソフトバンク×10名の人気YouTuber
10名の人気YouTuberがコラボレーションした携帯キャリア、ソフトバンクのギガ割。
人気のYouTuberの手書きのサインプレゼントを目玉にしたタイアップキャンペーン企画です。ソフトバンクのYouTubeチャンネルにゾクゾクとゲストYouTuberが登場し、キャンペーンの紹介をしています。
人気のYouTuberやアイドルが登場したことで、これまでの動画再生回数と比べて多い動画は10倍にもなりました。
キャンペーンは終了していますが、現在も再生回数を伸ばしています。
ドミノピザ
人気のYouTuberスカイピースがドミノピザを食べながら雑談している動画です。
スカイピースのメンバーの1人であるテオくんは、以前ピザ屋でアルバイトをした経験があり、その時のエピソードも面白おかしく紹介しています。
ドミノピザの話題の新作ピザを実際に食べ、ピザの紹介以外の話題も混ぜながら、自然な流れでキャンペーンやどんな味なのかを伝えています。
視聴者は、ピザを食べながら雑談をしているシーンに好感を持ち、信頼感をよせているようです。タイアップは1回きりでなかったので、スカイピースによる宣伝効果の高さが感じられます。
タカラトミー×HIMAWARIちゃんねる
子どもYouTuberのHIMAWARIちゃんねるとおもちゃ会社であるタカラトミーの販売する「うまれて!ウーモ」のタイアップ動画は、無邪気に子どもたちがおもちゃで遊ぶ姿だけで、目を引きますし、最近は、小さな子どももYouTube動画を見る時代です。
好きなYouTuberであるHIMAWARIちゃんねるの2人が遊んでいたら自分も欲しくなり、おねだりする子もいたようです。
実際にYouTubeタイアップ動画視聴における態度変容調査において、高感度が倍になり、認知度と利用意向が3倍以上になったというデータ結果が出ています。
木下ゆうか×渋谷パルコ
チャンネル登録数551万の大食い系YouTuber木下ゆうかさんが渋谷のパルコの地下のフードコートを舞台にした大食いの企画動画です。
企画内容は「8時間で10万円分食べる」でレストランでの食事風景が動画で流されました。彼女の食べっぷりが各お店の魅力を伝えています。
その結果、自身がプロデュースした大食いグルメを提供するまでになりました。
その後木下ゆうかさんプロデュースのメニューが提供されるほどで、タイアップ動画の影響力の大きさがうかがえます。
まとめ
YouTubeは、他のSNSとは違い独特のコンテンツです。
YouTubeの特性をよくいかせばインフルエンサーマーケティングに活用しやすいコンテンツであるといえます。そして、まだまだ大きな可能性を秘めたコンテンツでもあります。
YouTuberを起用したインフルエンサーマーケティングでは、YouTuberの選出が大きなキーポイントであるといえます。
適切なYouTuberを起用することは、マストですが、自分で選ぶには時間も手間もかかります。
子どもから大人まで大人気で、多くのユーザーがいるYouTubeを上手にマーケティングに活用していきましょう。
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