人気の音楽系インフルエンサーは?タイアップ事例もご紹介します
企業のPRや商品の広告を考えるとき、インフルエンサー起用が選択肢のひとつとして確立されてきました。
インフルエンサーにもそれぞれ特徴がありますが、音楽系インフルエンサーもまた、人気を集めるジャンルとなっています。
今回は、音楽系インフルエンサーとはどういった存在か、起用のメリット・注意点について解説します。
人気の音楽系インフルエンサーもピックアップしていますので、参考にしてください。
目次
音楽系インフルエンサーとは
ファンも多く、人気が高いジャンルである音楽系インフルエンサーとはどういった存在か、その特徴を紹介します。
マーケティングに有効な業界
「音楽系」と一口に言っても、活躍の方法はさまざまです。
話題の曲を歌う「歌ってみた動画」を投稿したりオリジナル曲を発表したりするなど、歌うことに特化した人もいますし、元々歌手として人気がある人がインフルエンサーとして活躍するといったパターンもあります。
そのため、相性の良い業界も多岐にわたります。歌だけでなくインフルエンサー自身に魅力を感じるケースも多く、音楽業界はもちろんのこと、ファッション・メイク系のPRに起用されることもあります。
オリジナル曲を発表している場合には、商品PRのためのテーマソングを作曲してもらうといった起用方法も考えられるでしょう。
「音楽系」インフルエンサーというと、音楽のみに特化しているように感じますが、実はそれだけではないということです。
マーケティングに有効なターゲット層
マーケティングのターゲット層は、インフルエンサー自身の年齢や得意とする音楽のジャンルによっても異なります。
ただ、比較的若年層からの人気が高いジャンルといえます。
なぜなら、ユーザーの年齢層が低めのTikTokから人気インフルエンサーが誕生するケースが増えているためです。
音楽系インフルエンサーというと、活躍の場としてメインとなるのが、動画を中心とするSNSです。
動画系というとこれまではYouTubeが主流でしたが、最近ではショートムービーが投稿できるTikTokが人気を集めています。
実際そこから数多く、インフルエンサーを生み出しており、歌手デビューする人がいるほどです。
そのため、一概には言えませんが、比較的若年層をターゲットとするPRに有効だと考えられます。
音楽系インフルエンサーを起用するメリット・注意点
起用を検討する際には、メリットと注意点、双方を知っておく必要があります。
以下でそれぞれについて詳しく解説します。
メリット
音楽系インフルエンサーを起用する最大のメリットとしては、「バズりやすい」点が挙げられます。
毎年流行歌があるように、歌や曲をうまく活用してタイアップを行えば、流行を生み出すことが可能です。
また、一般的な歌手と同様に、根強い固定ファンがつきやすいのも、音楽系インフルエンサーの特徴といえます。
そのため、起用するインフルエンサーのファン層と、自社のターゲット層がマッチしていれば、大きな効果が期待できると考えられます。
注意点
インフルエンサーはフォロワーの規模に応じて、トップ・メガ・ミドル・マイクロ・ナノインフルエンサーの名称があります。
元々歌手として知名度がある人は例外ですが、音楽系インフルエンサーは、まだあまり広く知られていないマイクロインフルエンサーやナノインフルエンサーである場合が多いのも、音楽系の特徴のひとつです。
フォロワーが少ないので、マーケティングの目的や手法がマッチしていないと期待していた効果が得られない可能性が高くなります。
インフルエンサーとしての規模が小さいのが必ずしもマイナスというわけではありませんが、自社のターゲットや方針に適しているか否かを十分検討する必要があります。
人気の音楽系インフルエンサー10人
ここでは、人気がある音楽系インフルエンサーを10人紹介します。
りりあ。さん
2019年から活動開始している「りりあ。」さん。
TikTokやYouTubeで、弾き語り動画を投稿しています。
素顔を公表しておらず、ギターをアップにして撮影した動画となっています。
等身大で誰もが共感できる歌詞、シンプルでわかりやすい動画作りをしているのが特徴です。
2020年にリリースされた『浮気されたけどまだ好きって曲。』が人気を博し、LINE MUSICのウイークリーランキングで1位を獲得しました。
2021年にはTVで楽曲を披露するなど、瞬く間に人気歌手の仲間入りをすることとなりました。
白石麻衣さん
元乃木坂46の「白石麻衣」さんは、2020年からYouTubeチャンネル『my channel【白石麻衣公式】』を開設しています。
当時、個人としてのチャンネル開設したのは、乃木坂46の現役のメンバーとしては初だったということです。
すでにグループとしても個人としても高い人気を誇っていたので、チャンネル登録者数はあっという間に100万人を超えました。
2022年2月現在、140万人の登録者がいます。
彼女がすっぴん姿を披露した動画は注目を集め、360万再生を超えるほどでした。
林村ゆかりさん
2017年には、人気恋愛リアリティー番組『バチェラー・ジャパン』に参加しているなど、「林村ゆかり」さんはさまざまな場で注目を集めました。
さらにその翌年には、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」において、日本人最速のフォロワー27万人超えという快挙を果たしています。
CDをリリースし音楽家として活躍するだけでなく、YouTubeではメイク動画を投稿するなど、美容家としての顔も持ち、マルチな才能を発揮しています。
ヲタみんさん
「ヲタみん」さんは2008年から、ニコニコ動画で活動を始めている歌い手です。
動画系サイトの走りともいえるニコニコ動画で古くから活躍するインフルエンサーといえます。
顔出しはせず活動しています。
アニメソングを「歌ってみた」動画がメインです。
2012年に1stアルバム『Eternal Voice』、2013年には2ndアルバム『Ambitious Voice』をリリースするなど、音楽家として活躍しています。
川崎鷹也さん
2016年からシンガーソングライターとして活躍している「川崎鷹也(かわさき たかや)」さんです。
自身のオリジナル曲だけでなく、カバー曲も数多く投稿されています。
TikTokで発表した楽曲『魔法の絨毯』が話題となり、注目を集めました。
インディーズでリリースしていたものですが、メジャーレーベルで再リリースすることとなりました。
現在では、TVの音楽番組にも出演されています。
NOVELBRIGHTさん
2013年から活動している、日本の5人組ロックバンド「Novelbright(ノーベルブライト)」さん。
2019年に行っていた路上ライブが、TikTokなどのSNSで拡散されたのが、人気に火が付いたきっかけです。その際に披露していた楽曲『walking with you』で、メジャーデビューしています。
SNSを活用することで、ファンを集めているのが彼らの特徴です。実際、話題になったきっかけもファンによるSNS投稿ということで、自身のファンをうまく取り込んで活躍しているといえます。
SOUさん
2013年にニコニコ動画で、アニメソングの「歌ってみた」動画を投稿したのをきっかけに、歌い手としての活動を開始しました。
2015年には、1stアルバム『水奏レグルス』でメジャーデビューを果たしています。
さらに2019年にはワンマンツアーも開催するなど、動画サイトの歌い手から歌手として躍進しています。
SUIさん
2020年から活動を始めた「sui(スイ)」さんは、TikTokを中心に人気を集めました。
TikTokで発表したオリジナル楽曲『エピソード』が話題となり、17歳の若き天才シンガーソングライターとして注目されています。
作詞・作曲・編曲すべて一人で行っているということで、自身の楽曲を発表するだけでなく、音楽ソフトによる曲の制作方法を解説しているのが特徴です。
音楽制作に興味のあるユーザーからの支持も得ています。
WURTSさん
2020年からTikTokやYouTubeで活動している「WurtS(ワーツ)」さんです。
素顔を隠して活動しています。
2021年TikTokに投稿されたオリジナル曲は、1ヶ月程で総再生100万回を超えるほどの人気です。
作詞・作曲・編曲から、デザイン・映像に至るまで、すべて一人でプロデュースしています。
毎日、自身の新曲やカバー曲を投稿しているのも特徴です。
最新のヒット曲のカバーも多く投稿しているため、初見のユーザーでも興味を持ちやすい動画となっています。
JIN DA HOUSE
スカイピースというYouTuberグループで活躍する傍ら、「JIN DA HOUSE」として音楽をベースとしたYouTubeチャンネルを解説しています。
歌唱力もあり、トレンドを意識した投稿ということで、音楽系チャンネルの方も高い人気を集めています。
音楽系インフルエンサーのタイアップ事例3選
実際にインフルエンサーとして、どのようなタイアップが行われているのか紹介します。
雨のパレード大澤実音穂さん×ユニクロ
「雨のパレード」は、2013年に結成され、2016年に『New generation』でメジャーデビューした3人組ロックバンドです。
メンバーの大澤実音穂さんが、「UNIQLO×http://Fashionsnap.com 」へ参加しています。
UNIQLOのフランネルシャツを取り入れた私服コーデが大澤実音穂さんのTwitterで紹介されています。
インフルエンサーをモデルとして使用し、インタビューという形でファッショントレンドメディア「FASHIONSNAP」に掲載しました。
人気メディアへ掲載する手法が、多くの反響を呼んだ事例です。
白石麻衣さん×GRL
白石麻衣さんは人気通販サイト「GRL」のアンバサダーとして活躍しています。
サイトでモデルとして活動するだけでなく、自身のYouTubeチャンネルではおすすめコーディネートなども紹介しています。
ヲタみんさん×ゲームソング
ヲタみんさんは、自身の得意ジャンルで数多くのタイアップを行っています。
PSPソフトやスマートフォンアプリ、PS3ソフトなどで、テーマ曲やイメージ曲を歌っています。
固定ファンも多いので、多くの注目を集めました。
まとめ
さまざまなジャンルがあるなかで、人気の高い音楽系インフルエンサー。
音楽家としての顔だけでなく、インフルエンサーとしてファッションや美容系など、相性の良い業界や企業は多岐にわたります。
起用する際は、自社のマーケティングの目的やターゲットと、インフルエンサーのファン層や規模とのマッチングが重要なポイントです。
自社での選定が難しい場合は、専門の会社に依頼するのもおすすめです。
詳細については、こちらをご覧ください。
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