異業種からWEB業界へ転職は可能なのか解説します!

社会全体がWEB上での経済活動を日常化する現代、求人サイトではWEB業界からの募集が際立っています。

オフィスや自宅でのスマートな勤務スタイルに憧れて、WEB業界への就職・転職を考える人も同時に増えています。

そこで気になるのが、WEB系のスキルや経験のない異業種の人でもWEB業界への転職が可能かどうか?ではありませんか。

今回は、WEB業界未経験の異業種からの転職について分かりやすく説明します。

異業種からでもWEB業界へ転職できる理由とは?

WEB業界は今後も発展が期待できる業界です。
そのため、慢性的な人手不足と言われていて、実際に異業種からの転職率が非常に高いとされています。

第二卒の方をはじめ、20代中途の方が、しかもさまざまな職場から転職している現状があります。

20代は異業種の未経験者でもポテンシャル採用が期待できる

WEB業界では、専門の知識やスキルを持たない未経験者が、異業種から続々と転職してきています。

その理由は、この業界の歴史が浅く、知識やスキルを持つ人材が十分ではないからです。

もちろんWEBに関するスキルや資格を習得する必要がありますが、採用時に専門性のある人材を探すとなると、その現状は困難です。

そのため、WEB業界に向いている人材、将来スキル・知識を積んで活躍できそうな人材をポテンシャル採用する傾向があります。

実は異業種からの中途採用のほうが有利?

これまで述べてきた通り、WEB業界で働くためにはある程度のスキルを習得しなければなりません。

しかし、若い人材は少子化の影響でWEB系の専門学校で学ぶ人の絶対数が不足しています。

今や義務教育でWEBスキルを教える時代ですが、彼らが社会人になるまでにはまだ年月がかかります。

つまりWEB業界にとって、20代中途でもこれからWEBの知識・スキルを習得して、積極的にWEB業界で働きたいという異業種の人材が必要なのです。

WEB業界を含むインターネット業界の異業種からの転職率が70%以上

異業種からの中途採用が有利な理由をデータからも確認してみましょう。

転職サイトdodaの2020年7月~2021年6月末までの統計資料によると、インターネット業界での転職は異業種からが圧倒的に多く、同業内での転職は26%にとどまっています。

下記の表からも分かりますように、さまざまな業種からの転職がなされています。

業種 比率
サービス業から 19.40%
IT/通信から 14.00%
メーカーから 9.70%
小売り・外食から 7.20%
金融から 5.10%
引用元:転職サイトdoda

WEB業界はさまざまな業種の人材を必要としている

WEB業界は、WEB上でマーケティングに携わる業種で、販売戦略から営業、販売・契約、決済に至るまでのサポートを行う業界です。

あるいはコンサルタントの形で、会社経営や運営にまでサービスが及ぶ場合もあります。

つまり、WEB以外の知識・経験が大いに必要とされる業種です。
この点からも、WEB業界が異業種からの採用を積極的に行う理由が伺われます。

必ずしも資格・実績が必須ではない

WEB業界ではクリエイターの仕事として、イラストや画像、動画の作成やコーディングのスキルが必要です。

また、プロヂューサーやディレクターを担当する場合、WEB知識の上に、クライアントや顧客とのコミュニケーションスキルやマーケティングのノウハウ、特にデータ解析とフィードバック能力が要求されます。

これらは転職時に習得しているに越したことはありませんが、入社後に研修や実戦で身に着けるプログラムが組まれています。

必ずしも資格・実績が必須ではないことは、求人の募集要項でスキルの詳細な指定がないケースが目立つことからも分かります。

異業種からWEB業界への転職例

ではここで、実際に異業種からWEB業界への転職を成功させた例を2つ紹介しましょう。

ホテル業界からWEB業界へ転職

コロナ感染の影響から旅行業界の不振が高まり、2021年に某有名ホテルの職を断念した男性の例があります。

WEB業界への転職を決意したとき、独学でWEBデザイナーの学習をはじめ、半年後に転職を成功させるも、職種における能力不足が原因でいったん断念したとのことです。

しかし、さらに2年ほど学習を進め、ついにリモートワークによるカスタマーサポートの職に付けたとあります。

ホテルでの接客スキルが役に立つ事から、自信と情熱が持てる職場だと満足気でした。

食品メーカー生産技術職からWEBマーケティングへ転職

このケースの場合、WEBマーケティングへの転職を思い立って、独学で知識・スキルの習得に努めたとのこと。
しかし、まったくの未経験だったため、書類審査で何度も落とされてしまったそうです。

そこで、実践的Web広告スクールに通い、プロの指導とサポートを得たところ、希望する職場を得られたとあります。

異業種から WEB業界へ転職するために準備すること

今、異業種からWEB業界へと転職を考えている方は、次の3つのポイントを知っておいてください。

WEB業界に対する認識を深める

どの業界へ転職する場合でも、その業界についての詳細情報を事前に収拾することは得策です。

どういった仕事をするのか、必要となる知識やスキルは何か、働き方はどうかなど、できるだけ詳しく調べるのが転職を成功させるポイントです。

そこで、具体的な情報を得るために転職エージェントなどのメルマガやセミナーを利用すると良いかもしれません。

また、SNS上のWEB系コミュニティを探して、先輩方にアドバイスを受けることもできます。

もちろんネット検索で、多角的に情報収集することも欠かせません。

転職先でどんな仕事を担当するのか、どうすれば成果を上げることができるのかをシミュレーションしておくようにおすすめします。

事前に職種の選択を徹底する

WEB業界は職種が非常に多く、それぞれに必要となるスキル・知識が変わってきます。
大きく分けても、次の3分野から選ぶことになります。

  • WEB制作 指揮系(ディレクター・プランナー・プロデューサー)
  • WEB制作 作業系(プログラマー・エンジニア・デザイナー・コーダー・ライター)
  • WEB制作 解析系(マーケター・オペレーター)

それぞれの職種には、それぞれあった性格・素質・習得すべき知識とスキルが違います。

また、職場の環境や働き方も変わってきますので、不用意に選んでしまうと入社後にミスマッチが起きる可能性があります。

また、仕事の難易度もありますから、希望企業の離職率をリサーチしておくようにもおすすめします。

WEB業界で求められるのはどのような人物像かを、下記のコラムで解説していますので、参考にご覧ください。

将来を論理的に見据えたキャリアパスを描く

キャリアパスとは、転職先でどのような職務に就き、どの立場まで到達したいのかを記す道筋のことです。

WEB業界には職種が多く、進むべきステップも幾通りもあります。

そこで、転職する前にキャリアパスを想定して、目標達成のためにどのような経験を積みどのようなスキルを身につけるかを明確にしておくと良いでしょう。

キャリアパスに関してはこちらのコラムを参考にご覧ください。

WEB業界でのキャリアパスと成長の可能性をリサーチする

例えばWEB制作の職場でのキャリアパスを想定するとしましょう。
異業種からの転職ということで、未経験で専門知識・スキルも基礎レベルとします。

そこで、転職先ではラーターやコーダーのアシストから始めることとなるでしょう。
実務の中でSEO対応のライティングを身に付けたり、PHPやJavaScriptの実装を習得して、WEBデザイナーの職へ進むことができるでしょう。

さらにディレクターやプロヂューサーへとステップアップするといったキャリアパスが描けるかもしれません。

上記の例を進む場合、はじめのステップでは知識とスキルの習得が優先されます。

多くの方が、働きながら何らかの学習プログラムを利用して、最新の技術を学び続けるのです。

そして、ディレクターへの職へトライするために、コミュニケーション力やマーケティング知識、宣伝・販売のノウハウなどを身に着けるといった努力が求められます。

個々の目標や力量によって描くキャリアパスを定め、その実現への方法を探っていくことができるでしょう。

キャリアアップのコツに関してはこちらのコラムを参考にご覧ください。

異業種からの転職をより有利にするためには?

異業種からWEB業界へ転職する場合、未経験ではあっても身に着けておきたい基礎的な知識とスキルがあります。

なお、それらを効率よく習得するために、次の習得方法も試してみてください。

スキルを獲得する

それぞれの職種に求められる知識・スキルが違います。

▼指揮系:WEBディレクター・ WEBプロデューサー・ WEBプランナー

  • WEB制作の知識(デザイン、コーディング、システムなど)
  • WEBマーケティングの基礎知識とノウハウ
  • クリエイティブな想像力
  • スケジュール管理能力
  • コミュニケーションとプレゼンの能力

▼作業系: WEBデザイナー・ WEBエンジニア・ WEBライター

  • WEB制作の知識(デザイン、コーディング、イラスト力、画像センス)
  • クリエイティブな発想力
  • コミュニケーション能力(制作チーム内の志士の疎通)

▼解析系:WEBマーケター

  • WEBマーケティングの知識
  • 論理的思考
  • 解析能力
  • WEB戦略思考
  • 経営者視点の思考
  • コミュニケーション能力



なお、各職種で必要なスキルはこちらでくわしく紹介しています。

また、資格も必須ではないにしても、持っておくと選考の際には自信に繋がるので、こちらも確認をおすすめします。

効率よく学ぶための学習方法

これらの知識・スキルを習得する際に、基本的に独学にプラスして専門的なサポートを得るのが望ましいです。

特にコーディングやマーケティングにおいては、WEB特有の専門スキルが必要となります。

そこで学習方法として、次の5つを試してみるようにおすすめします。

  • テキスト本や専門サイト、YouTubeの解説動画などで自習する
  • オンラインレッスンを受講する
  • 転職エージェントが主催するセミナーやレッスン講座に参加する
  • SNS上のWEB系コミュニティに参加して、先輩からアドバイスや教えを受ける
  • WEB系の専門学校に通う

中には無料のサービスもあるので、いろいろと試してみると良いでしょう。

異業種からWEB業界への転職におけるアプローチ法


ここまでWEB業界への転職について確認してきました。
最後に、具体的なアプローチの方法について説明します。

まず転職志望動機と自己分析を徹底する

WEB業界の仕事は特異性のあるものが多く、長期に働くためにはどうお気やモチベーションの所在を明確にしておく必要があるかもしれません。

ちょっと見にはスマートで華やかな職場だと思われがちですが、実はコツコツと取り組む滋味で根気のいる作業が中心となります。

そこで転職する前に、WEB制作に関する自分の興味や適性を自己分析するようにおすすめします。

さらに、なぜこの業界へ転職するのか、その志望動機を明確にすること、どの職種ならば自分の力が生かせるのかも判断すると良いでしょう。

『とりあえずWEB業界ならどこでも良い!』といった転職はリスクがあります。
それほど専門性と積極性が問われる職場であることも知っておいてください。

なお、企業の求人サイトでどのような人物を欲しているかや企業の風土を見て、その企業とマッチしているかを確認することも忘れないようにしましょう。

インターンシップ活動はプラスになる

未経験からの転職においては、インターンシップの活用がプラス効果になります。
それはインターンシップ制度によって、転職のミスマッチを大きく防ぐ可能性があるからです。

実際に職場に入って実務を経験できるインターンシップなら、事前情報や面接、世間の評判や口コミよりも具体的な情報が得られます。

企業によってはインターン期間に無償・有償の違いがあります。

無償は短期のケースが多く、一週間以内で済ませることが可能です。
転職先を絞り切れていない方にはメリットのあるコースでしょう。

また、転職を固く決意している方には、有償の長期インターンシップがおすすめです。
実務に近い形でWEB業界の仕事が体験できますので、ミスマッチが防げるでしょう。

インターンシップについてはこちらでも解説しています。

転職活動のサポートを得る

転職活動で最も難しいのが求人検索です。
この部分は、やはり実績とノウハウの高い転職エージェントなどのサポートを受けると良いでしょう。

転職エージェントでは、転職先の選定から面接対応・提出書類の作成方法、事前の学習プランまで、個々のニーズに応じて丁寧にサポートしてくれます。

WEB業界への転職は、まだまだセオリーが定着していない世界です。

個人の努力では届かない局面も多く、専門家のアドバイス・サポートは成功へのパスポートになるかもしれません。

転職エージェントについてはこちらで解説しています。

マインドセットとチャレンジ精神を持ち続ける

異業種からの転職を成功押させるポイントは、マインドセットとチャレンジ精神です。

WEB業界の求人数は多く、転職チャンスはたくさんあるとはいえ、必ずしも自分の求める職場に出会えるとは限りません。

なお、求人率の高さゆえに、採用される確率も高くないのが現実です。
実際に20代の転職者でも、10件以上も応募して採用されないケースもあります。

なんども不採用の経験をするかもしれませんが、その間もスキルアップ・知識習得の努力を惰らず、失敗や試行錯誤から学ぶ姿勢が成功への扉を開くことを知っておいてください。

おすすめの異業種からの転職に積極的な会社

異業種からの転職希望者を積極的に採用しているWEB業界の企業を3つご紹介します。
求人情報だけでなく、どのような企業なのかも含めて確認してみましょう。

  • 株式会社ナハト
  • 株式会社トリドリ
  • リデル株式会社

株式会社ナハト

「ベストベンチャー100」にも選ばれた株式会社ナハトは、インフルエンサーマーケティングやデジタルマーケティングを得意とする広告代理店です。

ただのマーケティングではなく、“Profitable Marketing”という、クライアントの利益に確実に繋げるマーケティングを実践することで、クライアントから高い信頼を獲得しています。

株式会社ナハトでは、経歴よりも人物像重視の採用を行っているので、異業種の仕事経験しかない方でも応募可能です。

また、挑戦する姿勢があればしっかりとサポートしてくれる風土があるので、WEB業界に転職してどんどんチャレンジしたい人にはぴったりの会社でしょう。

株式会社ナハトのリクルートサイトはこちら

株式会社トリドリ

株式会社トリドリはインフルエンサーマーケティング事業を行っています。

会社のメンバーはほとんどが未経験者で、転職前の経歴も様々。
異業種の仕事しかしていないことが応募の際にマイナスになることはないでしょう。

10代でリーダーになった人もいる実績からも、「これまで何をしてきたか」よりも、「これまでの経歴を生かして今何ができるか」を重要視していることがよくわかります。

個人の成長をサポートできよう、社内外の研修も充実させているので、熱意があればWEB業界未経験でもプロフェッショナルとして成長ができるでしょう。

株式会社トリドリのリクルートサイトはこちら

リデル株式会社

「SNS課題を効率的に解決する」がモットーのリデル株式会社も、インフルエンサーマーケティングを行う会社。

時代に関係なくトレンドは人が集まる場所から生まれると考えるほど、人と人の関係を大事に考えている会社です。

それは、仕事を依頼するインフルエンサーに対してだけでなく、社員に対しても同じ。

どのようなキャリアなのかよりも、社員の一員として本気で事業の成長を支えられる人を採用しています。

インターンやアルバイトの募集もあるので、WEB業界の仕事とはどういうものなのかを体験するのもいいでしょう。

リデル株式会社のリクルートサイトはこちら

まとめ

異業種からWEB業界へ転職することは十分に可能です。
今後も拡大を進める業界ですから、新たな職場が続々と生まれてくることでしょう。

この業界に興味を持っている方は、今からでも準備を進めていきましょう。

そうすれば、未来のWEB業界を育む一人として、実りある人生を送ることができるかもしれません。

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