デジタルマーケティングコンサルタントとは?仕事内容や年収も紹介!

DX化が進むマーケティング手法はインターネット上にシフトしていて、デジタルマーケティングコンサルタントのニーズは年々高まる傾向です。

コンサル業というと熟年の専門分野のように思われがちですが、実際は20代・30代の若いコンサルが活躍する職場です。

今回は未経験の方にも分かりやすく、デジタルマーケティングコンサルタントの仕事内容や必要となる知識・スキル、キャリアパスについて分かりやすく解説します。

デジタルマーケティングコンサルタントとは

今や、インターネットを活用したデジタルマーケティングの重要性が高まっています。

5Gベースのネットワークにハイスペック化が進むモバイル端末などの普及で、商的マーケティングの比重はデジタルマーケティングに大きくシフトチェンジしているのが現状です。

そのような中、注目を集めているのがデジタルマーケティングコンサルタントです。

デジタルマーケティングコンサルタントとは

デジタルマーケティングコンサルタントは、実店舗やECサイトなどの販売経路の統合となるオムニチャネルを通じた宣伝・PR活動をはじめ、膨大な消費者データ分析による課題定義・ソリューションを担当します。

今や消費者は、商品やサービスの購入において事前の口コミチェックやランキングサイト・ECサイトのチェック、インフルエンサーなどによる体験段をもとに時間をかけて吟味するようになりました。

実店舗での商品チェックも重要なのですが、今ではネット情報と宅配サービスで購入するケースが増えています。

マーケティング手法においてはオムニチャネルが注目され、リアルとWEBの両マーケティングを統合した利益姓の高い戦略・サービスの構築が必須です。

従来のアナログ時代のマーケティング手法では検知しにくかった顧客ニーズ、購買行動の喚起手法を提案し、設定したターゲット層に効率よくマーケティングをするためのコンサルティングを行います。

なおオムニチャネルでは、マス広告や実店舗のデータよりもネット広告やメール、SNS広告によるデジタルマーケティングに重きを置き、コンサルではデジタルツールのフル活用が主流です。

デジタルマーケティングコンサルタントの分野

デジタルマーケティングコンサルタントが活用する分野は、概ね次の通りです。

  • SEO:検索エンジン最適化による自然検索数アップの施策
  • SNS:Instagram・YOUTUBE・LINE・TikTok・Facebookの活用
  • SEM:検索エンジンから広告サイトへのアクセスを増やすマーケティング手法
  • アプリやWEBサイト構築:UI/UXなどによる集客・コンバージョン率アップの施策
  • メルマガ(CRM)
  • データ分析
  • IOT:モノと インターネットの融合
  • フィンテック:デジタル化された金融サービス
  • 実店舗やマス広告など



クライアントによって重きを置く分野は異なりますが、上記の分野を幅広く網羅してコンサルタントするのがデジタルマーケティングコンサルタントの役目です。

デジタルマーケティングコンサルタントの仕事内容

デジタルマーケティングコンサルタントの仕事内容は、主に次の3つ。

  • 現状分析から課題提起
  • デジタル戦略の立案
  • 運用支援


現状分析から課題提起

デジタルマーケティングコンサルタントは、まずはクライアントの事業全体をやや離れた位置から俯瞰し、客観的なデータをもって現状分析する必要があります。

現状のマーケティング戦略の施策内容と成果を分析し、達成すべき目標に対しての課題を提起。
課題提起には、正確な原因追求と理にかなったソリューションが求められます。

たとえば、ECサイトのアクセスに対して販売契約率が低いと判断した場合、以下の原因が考えられるでしょう。

  • 価格設定が悪い
  • サービスに対する説明が不十分
  • そもそもターゲットの絞り込みや商品・サービスに魅力がかけている
  • サイト上のコンバージョンボタンの設定が悪い
  • 注文ページが見にくい、入力しづらいなどの視認性・操作性が悪い



これらの課題を全体チェックから明確化します。

デジタル戦略の企画

デジタルマーケティングコンサルタントは、課題提起と併せて戦略の立案・企画も担当します。

ただし、具体的で詳細な戦略の提案を求められるケースは少なく、むしろ問題提起に即した戦略のフレームワークと概略を提案するのが一般的です。

限られた予算と人的リソースの中で、有効な戦略や予算配分、人員の配置も提案します。

具体的なマーケティング戦略に関しては、クライアント先企業の営業部が提案をもとに立ち上げていきます。

このように、デジタルマーケティングコンサルタントは、複数のソリューションに優先順位を付けて、それぞれにフレームワーク的なプランを提案し、解決していくための全体像を示すことが重要です。

運用支援

デジタルマーケティングコンサルタントの役目として、具体的な業務の実行推進の支援があります。

クライアント先企業のデジタルマーケティング人材を把握し、デジタルマーケティングが提案通りに進むようにもサポートします。

特にフリーランス案件では、業務の実行推進を全面的に任されるケースが目立ちます。

例えば。広告運用であればWEBサイトの管理画面で広告運用や、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどでデータ分析・業務推進を行うケースもあります。

なお、運用支援には効果測定・分析よる改善サポートも担当します。
これによって、今後さらなる効果的な戦略を練り直す助力を行います。

デジタルマーケティングとWEBマーケティングの違い

デジタルマーケティングコンサルタントは、WEBマーケティングをオムニチャネルに対応させる手法でマーケティングコンサルタントを行います。

WEBマーケティングはWEBサイトに特化したマーケティング手法です。

一方、デジタルマーケティングはWEBサイトで得られるユーザー行動データに加えて、モバイル端末のブラウザや公式アプリのユーザー行動データ、さらに実店舗やマス広告、IoT経由のデータなどあらゆる情報を収集対象にすることです。

つまり、デジタルマーケティングコンサルタントはWEBマーケティングに精通する必要があり、上記の膨大なデータ分析より実利的なソリューションを提案しなければなりません。

デジタルマーケティングコンサルタントのキャリアパス

では、デジタルマーケティングコンサルタントを目指す方は、これからどういったキャリアパスを構築すればよいのかについて説明しましょう。

デジタルマーケティングコンサルタントになるためのキャリアパス

これまで述べた通り、デジタルマーケティングコンサルタントはクライアント先企業の業績アップに直接関わる職業です。

デジタルマーケティングの専門的な知識・スキルと同時にコンサルタントの知識・スキルも兼ね備えておく必要があります。

そのため、異業種からの未経験者の転職はかなりハードルが高いでしょう。

そこで次のキャリアパスを積んで置くことが良いかもしれません。

  • 在籍する会社でWEBマーケティング支援やデジタルマーケティング支援業務を行う
  • 広告代理店で働く
  • マーケティングコンサルタント会社で働く



上記の職業においても、いきなり未経験者が転職できるとは限りません。

その前段階としてWEBプロデューサー業務を経験するとか、デジタルアナリスト・ビジネスアナリストなどの実績を積むといったステップが有効なキャリアパスとなるでしょう。


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デジタルマーケティングコンサルタントに求められる知識・スキル

改めてデジタルマーケティングコンサルタントに求められる知識・スキルをまとめておきましょう。

  • デジタルマーケティングの知識・スキルと実績
  • WEB関連の知識・スキル(プロデューサーやマーケターなど)
  • コンサルティング経験



デジタルマーケティングコンサルタントに求められる課題は、基本的に売り上げアップがメインです。

デジタルマーケティングにおける売り上げアップには、まず集客数(PV数)のアップを目指します。

そのためには、ネット広告やSNS集客、SEO対策などのデジタルマーケティングを習得しておく必要があります。

さらに集まった顧客データを分析してソリューションの提案をするためには、以下のデータを分析できないといけません。

  • コンバージョン率や直帰率
  • 平均セッション時間
  • チャネル別セッション
  • 顧客の属性
  • 売れ筋の商品
  • 最適な価格帯



デジタルマーケティングコンサルタントを目指す場合、以上のような能力を培うことができるキャリアパスが望ましいでしょう。

デジタルマーケティングコンサルタントに必要な資格

デジタルマーケティング職において、必ずしも取得しなければならない資格はありません。

ただし、転職の際に有効な資格はいくつかあります。
デジタルマーケティング職に活かせる資格は以下の通りです。

  • マーケティング・ビジネス実務検定:マーケティング知識全般の習得を見る資格
  • ネットマーケティング検定:デジタルマーケティングの基礎を習得するための資格
  • ウェブ解析士:アクセス解析などのノウハウを網羅的に学べる資格
  • WEBアナリスト検定:Googleアナリティクスを体系的に学ぶ検定試験
  • 統計検定:データサイエンティストの登竜門的な検定試験
  • Googleアナリティクス個人認定資格:Googleアカウントがあれば無料で受けられる資格
  • Google広告認定資格:広告に関する知識と理解を確認する



実績でマーケティング能力を証明できない場合、資格を取得すると大きな助けになります。

これらの資格を目的に応じて取得しておけば、今後の転職活動に役立つでしょう。

デジタルマーケティングコンサルタントからのキャリアパス

デジタルマーケティングコンサルタントの実績を積むことで、さらなるキャリアパスの構築が可能です。

  • コンサル会社を起業
  • 専門分野における会社の創設



躍進を続けるWEB業界では、今後もコンサル案件が増加していくと期待されます。

デジタルマーケティングコンサルタントで培った経営ノウハウを生かし、自身でコンサル会社を立ち上げることも有意義ですし、専門分野で新会社を創設する夢も叶うことでしょう。

デジタルマーケティングコンサルタントの魅力

デジタルマーケティングコンサルタントの仕事には豊富な魅力・ヤリガイがありますが、おもに次の3つを挙げることができます。

  • 年収が高い
  • 最新のマーケティング技術が実践できる
  • 企業の成功に貢献できる


年収が高い

デジタルマーケティングコンサルタントの年収相場を見ますと、およそ400万円〜1000万円と幅があります。

ただし、デジタルマーケティングの職は近年に定着し始めたこともあり、比較的に若手層が多いため年収が低いケースも見られます。

なお、コンサル業はケースバイケースの成功報酬の依頼もあって、実績の高い企業は実力のあるプロを高給で採用するケースも見られます。

コンサルタントとして実績を積んだ人の場合、600万円~1300万円での求人が多数見られることから、この職業の年収相場はかなり高いと言えるでしょう。

デジタルマーケティングコンサルタントはもっぱら企業の現状課題に取り組むことから、最新のデジタルマーケティング手法を実践することになります。

なお、デジタルマーケティングは常にアップデートされるため、蓄積されるノウハウ・スキルは豊富です。

つまり、マーケターやコンサルタントとして成長し続けられるのもデジタルマーケティングコンサルタントの大きな魅力です。

企業の成功に貢献できる

デジタルマーケティングコンサルタントは企業のマーケティング活動を支援すること、クライアント先の会社の成長や課題解決に直接貢献できる点が魅力です。

特に、経営難にある企業の再起に貢献できること、日本経済の根幹となる中小企業のサポートで地域の経済に貢献する意義は大きいでしょう。

デジタルマーケティングコンサルタントの成功事例

ここで、実際にデジタルマーケティングコンサルタントの成功事例を2つ紹介します。

未経験からデジタルマーケティングコンサルタントへM.O.さんの体験

当時社会人経験が半年程度のM.O.さんは、コンサルティングの仕事には憧れて未経験でデジタルマーケティングコンサルタントの会社に中途採用に応募したとのこと。

入社当時は実作業レベルの仕事をコツコツと積み上げ、クライアントへの貢献に繋がる知識・スキルを習得したと言います。

Aさんのキャリアパスをチェックしますと、始めは国内ITベンチャー企業・外資系人材企業にてインターン業務から、その後に外資系IT企業の短期ローカライゼーション業務を経験しています。

そして現在のコンサル会社に入社して、データ分析支援にプライバシーマネージメントツール導入支援、BIツール選定などのプロジェクトに携わるようになったとのことです。

プロジェクトにオブザーバーとして参加し、クライアントとのコミュニケーション方法や資料作りを学び取る日々をすごしたM.O.さん。

自身で論理的思考や仮設思考力の成長を感じてはいますが、デジタル関係のトレンドに敏感になることに注意しているとのことです。

4年目を迎えましたが、今後もデジタルマーケティングコンサルタントとして活躍が期待できます。

BtoBマーケティングコンサルティングの成功事例

自社開発ソフトウェアをパッケージとして販売・導入支援する株式会社アシストは、WEB上で新規顧客の拡大という課題に対し、実績のあるBtoBマーケティングコンサルティングを探していました。

専門企業「株式会社ALUHA」を抜擢し、デジタルマーケティングコンサルタントのアドバイスを受けたとのこと。

それまでの自社サイトの問題点、PV数があるのにコンバーション率が低いという課題へのソリューションを提案され、それに応じた改善ですぐに効果が現れたと言います。

具体的には、コンバージョンが2倍にアップ。

なお、WEBやコンテンツ作りに対する社内・関係部門のレベルアップも遂げ、デジタルマーケティングの施策を加速させたそうです。

デジタルマーケティングコンサルタントでおすすめの企業

では最後に、これからデジタルマーケティングコンサルタントを目指す方におすすめの企業を3社紹介します。

  • 株式会社ナハト
  • 株式会社オプト
  • 株式会社マクロミル


株式会社ナハト


株式会社ナハトはSNS広告(特にInstagramのインフルエンサー広告に強み)を中心に、あらゆるWEB媒体でデジタルマーケティングコンサルタントを提供しています。

株式会社ナハトは、クリエイティブ作成から運用までの全てをワンストップで担当するため、クライアントの求めるソリューション提案力が高く評価されています。

そのため、コンサル部分の活躍の場が広範囲に設けられていて、デジタルマーケティングコンサルタントにおけるスキルアップ・キャリアアップを求める方にはおすすめです。

〇年収相場
マーケティングコンサルタント:年収378万円〜2000万円

株式会社オプト


株式会社オプトは広告代理店(インターネットの広告事業に強み)をはじめ、デジタルシフト支援、ゼロイチでデジタル事業を立ち上げるデジタル創造のサービスを提供するデジタルシフトカンパニーです。

プロジェクトチームを組んで、クライアントの事業を徹底分析し、事業成長のソリューションを提案するデジタルマーケティング支援に力を入れています。

これからコンサルタントを目指す方は、株式会社オプトでさらに高いノウハウを身に着けることが可能です。

〇年収相場
マーケティングコンサルタント(CRMコンサルタント):年収680万円〜950万円

株式会社マクロミル


株式会社マクロミルは、卓越したリサーチ力をもってマーケティング課題のソリューションを提供するデータコンサルティング会社です。

株式会社マクロミルはネットリサーチ日本国内トップクラスの実績 をもち、課題に応じた40種類以上のソリューションパックを保有、年間取引数が4,400社の実力あるコンサル事業を行っています。

個々のコンサルの能力や専門分野にあった案件に出会えるチャンスが高く、望むようなキャリアアップに有利な企業と言えるでしょう。

〇年収相場
マーケティングリサーチャー(未経験可):年収420万円〜500万円

まとめ

デジタルマーケティングコンサルタントを目指す方は、事前にコツコツとデジタルマーケティングの実績を積み、同時に企業コンサルの知識・スキルも習得することが大事です。

そのキャリアパスは、いくつかのステップアップを経る必要もあるでしょう。

特に未経験の方は、しっかりとした情報収集と確かなキャリアパスの構築をもって望むようにおすすめします。

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