2025年版|WEB技術・開発言語・デザインのトレンド!

技術や開発言語、デザインなど、日々進化しているWEB業界。
WEB業界への転職を望む場合は、最新のトレンドを把握しておくことが必要です。
しかし、「どのようなトレンドとなっているのかわからない」「調べ方がわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は、WEB開発における技術トレンドを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
WEB技術の最新トレンド
WEB業界は日々進化を続けており、技術のトレンドを理解することで、転職時に熱意をアピールできる手段となります。
以下は、近年注目されている技術です。
- Web3
- ブロックチェーン
- メタバース
- ユーザーエクスペリエンス(UX)
- クラウドサービス
- Progressive Web Apps(PWA)
最新技術がWEB業界にどのような影響を与えているのか、詳しく見ていきましょう。
Web3
従来の中央集権的なWEBから脱却した、ブロックチェーン技術を基盤とした分散型のインターネットがWeb3です。
従来型のSNSであるInstagramやFacebookは特定の企業が運営・管理していますが、Web3の技術を活用した分散型SNSが登場しています。
例を挙げると、Meta社がリリースしたThreadsや一時ブームを引き起こしたMastodonは、代表的な分散型SNSです。
従来のSNSでは、企業が主体となって運営しているため、時にはアカウントや投稿の削除もユーザーの意思に関係なく行われています。
しかし、分散型SNSでは、ユーザー個人が主体となれる点が大きな違いです。
ユーザーが自身のデータをコントロールできるようになり、プライバシーやセキュリティの向上が期待できるでしょう。
ブロックチェーン技術
WEB技術の最新トレンドのひとつが、ブロックチェーン技術です。
金融業界だけでなく、サプライチェーン管理やインターネット上で個人・組織を特定するための情報の管理など、さまざまな分野で活用されています。
例えば、「食品トレーサビリティ」は食品の生産から消費者までの流通経路を追跡することで、以下の安全性と信頼性を確保しています。
- データの改ざん防止
- 迅速な問題特定と対応
- 消費者への透明性提供
ブロックチェーン技術は透明性が高く改ざんされにくいことが特徴で、信頼性の高いシステム構築に寄与しています。
メタバース
メタバースとは、オンライン上に構築された三次元の仮想空間で、現実世界に近い体験ができる、最新のWEB技術トレンドです。
例えば、自宅にいながらライブコンサートやショッピングを楽しんだり、バーチャル空間で友人と会話したりできます。
有名な事例として、世界的なアーティストが仮想空間でライブを開催し、数百万人が同時参加したことが挙げられます。
メタバースが普及すると、リモートワークの進化や新しいビジネスモデルの誕生が期待され、今後さらに重要性が増していくでしょう。
ユーザーエクスペリエンス
WEB技術のトレンドとして挙げられるユーザーエクスペリエンス(UX)とは、ユーザーがWEBサイトやアプリを使ったときの「使いやすさ」や「満足度」のことです。
例えば、オンラインショッピングで簡単に目的の商品を見つけられたり、購入までの手続きがスムーズだったりする場合、良いユーザーエクスペリエンスを提供しているといえます。
逆に、操作が複雑だったり、サイトの表示速度が遅かったりするとユーザーは離脱してしまうでしょう。
このように、UXの向上は顧客満足度やリピート率に直結するため、WEB業界では特に重視されています。
クラウドサービス
WEB技術のトレンドには、クラウドサービスもあります。
クラウドサービスとは、インターネットを経由してサーバーやデータベース、ソフトウェアなどのサービスを利用できる仕組みのことです。
代表的なサービスとしては、GoogleドライブやDropboxなどがあります。
例えば、スマホやパソコンで撮影した写真や作成した文書をクラウドに保存しておけば、どの端末からでも閲覧・編集が可能です。
企業においても、クラウドを利用すれば自社で高額なサーバーを保有する必要がなくなり、コスト削減や効率的な業務運営が可能になります。
ProgressiveWebApps(PWA)
Progressive Web Apps(PWA)も、WEB技術のトレンドを語る上で欠かせません。
WEBサイトとスマホアプリの良いところを掛け合わせた新しい仕組みが、Progressive Web Apps(PWA)です。
例えば、スターバックスのWEBサイトはPWAにより、アプリをダウンロードしなくてもスマホのホーム画面にアイコンを追加でき、簡単に利用できるようになっています。
PWAの主なメリットは、以下の通りです。
- アプリのような操作感で使いやすい
- オフラインでも一部の機能が利用可能
- アプリ開発より低コストで導入できる
PWAの普及により、今後はユーザーにとってより手軽で便利なWEB体験が広がっていくことが予想されています。
WEB開発言語の最新トレンド
最新トレンドのWEB開発言語は、以下の通りです。
- JavaScript
- Python
- TypeScropt
- Rust
- Ruby
技術の進化とともに開発言語にも新しいトレンドが次々と生まれているWEB業界。
開発言語によって、WEBサイトやアプリの特性や、開発のスピード・効率が大きく変わります。
現在WEB業界で特に注目されている開発言語を具体例とともにわかりやすく解説するので、ご覧ください。
JavaScript
開発言語のトレンドのひとつJavaScriptは、WEBサイトやアプリに動きをつけられます。
例えば、ボタンをクリックしたときに表示されるメニューや、画面をスクロールすると表示されるアニメーションなどに使用されている言語のほとんどは、JavaScriptです。
最近では、JavaScriptのフレームワーク(開発を効率化するツール)であるReactやVue.jsが普及しました。
React は、InstagramやNetflixといった有名サービスでも利用され、高速で使いやすいインターフェイスを提供しています。
JavaScriptはWEBアプリを開発する際に欠かせないフレームワークとの汎用性が高いため、知っておくと転職の際に有利になるでしょう。
特に以下の職種に興味を持つ人は積極的に学びましょう。
- フロントエンドエンジニア
- Webプログラマー
- UI・UXデザイナー
- サーバーサイドエンジニア
▼関連記事
Python
Pythonも開発言語のトレンドであり、シンプルで初心者にも分かりやすいコードが書けることから人気です。
WEB開発以外にも、Python はAI(人工知能)や機械学習、データ分析などの分野で多く利用されています。
例えば、YouTubeはPythonを利用してユーザーが興味を持ちそうな動画を分析し、視聴履歴から個別におすすめ動画を表示。
また、InstagramもPythonを活用し、各ユーザーの興味に合わせたコンテンツを届けています。
今後、AIやビッグデータ活用がさらに普及する中で、Pythonはさらに重要性を増すでしょう。
特に以下の職種に興味がある方は、学ぶことをおすすめします。
- AIエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- データサイエンティスト
- WEBマーケター
▼関連記事
TypeScropt
開発言語のトレンドには、JavaScriptをさらに安全で効率的にしたTypeScriptも挙げられます。
例えば、WEBサイトやアプリを作る際に、入力した内容が正しいかをリアルタイムでチェックする機能に使われます。
また、TypeScriptは開発途中で発生するミスやバグを早期に発見できる仕組みを持っているため、大規模な開発にもぴったりです。
以下の職種では、TypeScriptを使用する機会があると考えられます。
- フロントエンドエンジニア
- アプリケーションエンジニア
近年では、Slackやメルカリといった企業がTypeScriptを積極的に導入しています。
Rust
Rustは、高速で安全性の高いシステムを構築することに特化した、トレンドの高い開発言語です。
特に近年ではWEBブラウザの高速化やセキュリティの強化に利用される傾向です。
例えば、Firefoxブラウザの開発にはRustが使われており、安全性を高めるとともにパフォーマンスの向上に成功しています。
以下の職種を目指したい方は特に注目しましょう。
- システムプログラマー
- ブロックチェーン開発者
また、Rustは今後Web3関連のサービス開発にも活用されることが期待されており、注目度が急上昇している言語です。
Ruby
Rubyは日本人が開発した言語で、直感的に理解しやすいシンプルなコードが特徴といえます。
WEBアプリを簡単かつスピーディーに開発できるため、スタートアップ企業やベンチャー企業で特に人気です。
例えば、AirbnbやクックパッドはRubyで作られており、短期間でサービスの開発・改善ができる点が評価されています。
未経験でWEBエンジニアを目指すのであれば、Rubyから勉強するのも良いでしょう。
WEB開発フレームワークの「Ruby on Rails」は、初心者でも短期間でWEBアプリの作成が可能です。
実務でなくとも開発経験があればポートフォリオに記載できるため、自己PRに活用してください。
WEBデザインのトレンド
WEBデザイン分野では、以下のトレンドがあります。
- ダークモード
- ミニマリズム
- グラデーション
- モバイルファースト
- インクルーシブデザイン
近年、WEBデザインの分野では技術の進化やユーザーの多様化に伴い、さまざまなトレンドが生まれています。
WEBデザイナーといった職種に興味がある方はぜひ知識として持っておきましょう。
ダークモード
WEBデザインにおけるトレンドのひとつのダークモードは、画面の背景を暗い色にし、文字やアイコンを明るい色で表示するデザイン手法です。
近年、多くのWEBサイトやアプリケーションで採用され、以下のメリットから人気が高まっています。
- 写真やビジュアルコンテンツを際立たせる効果
- 目の疲れ軽減
- バッテリー消費の削減
ダークモードは一時的な流行ではなく、今後も進化し続けると考えられます。
特に、ユーザーの好みや見やすさに合わせてライトモードとダークモードを自動的に切り替える機能や、ダークモード専用のデザイン要素の開発が進むでしょう。
また、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)の分野でも、ダークモードの概念が取り入れられユーザーエクスペリエンスの向上に寄与する可能性も十分にあります。
今後も重要なトレンドとして位置づけられるでしょう。
ミニマリズム
ミニマリズムは必要最低限の要素だけを配置し、シンプルで洗練されたデザインを追求する、トレンドになっているWEBデザインの手法です。
例えば、Appleの公式サイトは余白を効果的に使い、製品の魅力をシンプルに伝えるミニマリズムの代表的な例です。
ミニマリズムには、以下のメリットがあります。
- ユーザーが必要とする情報を見つけやすい
- 企業が届けたいメッセージを強く印象づけできる
- モバイルデバイスでの表示がスムーズになる
ミニマリズムは単なるデザイン手法に留まらず、ユーザーの価値観やライフスタイルに深く関わるトレンドとして、今後も注目されるでしょう。
グラデーション
グラデーションは色が滑らかに変化させる手法で、視覚的な深みや動きを演出するWEBデザイン分野でトレンドになっています。
Spotifyのロゴや背景のように、背景やボタン、テキストなどに取り入れることで、モダンで魅力的な印象を与える効果があるのが、グラデーションです。
グラデーションをロゴや企業サイトなどに取り入れることで、以下のメリットがあります。
- デザインに動きや深みを持たせてユーザーの興味を引く
- ブランドの個性を表現して他社との差別化を図れる
グラデーションは、最新の技術ではないものの、応用力の高さから今後も多様な形で進化すると考えられます。
複数の色を組み合わせて複雑なグラデーションにしたり、他のトレンドと組み合わせて高度なデザインが生まれたりするでしょう。
モバイルファースト
スマホの普及によりトレンドになっているWEBデザインが、モバイル端末での閲覧を最優先に考える「モバイルファースト」。
画面サイズやタッチ操作に最適化されたレイアウトやナビゲーションを設計することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
例えば、レスポンシブデザインを採用し、デバイスに応じてレイアウトが自動調整されるサイトが増えています。
- 拡大するモバイルユーザーにもリーチしやすくなる
- 検索エンジンからの評価を高められる
- マルチデバイス対応の手間を軽減できる
以下のサービスが今後モバイル上で広まる可能性が高いため、モバイルファーストは重要性を増すと考えられます。
- 動画やARなどのリッチコンテンツの提供
- 音声操作やジェスチャーコントロール
現在6Gの開発が進んでおり、2030年以降に実用化されるだろうといわれています。
スマホでできることが増える一方で、快適なUXの確保は必須です。
モバイルファーストのデザインは今後もWEB業界において重要なトレンドとして位置づけられるでしょう。
インクルーシブデザイン
トレンドのインクルーシブデザインは、多様な背景を持つ人々が利用することを想定してデザイン・設計をする手法です。
例えば、多言語に対応したり各ニーズに合わせて細かく条件設定して検索できたりすることも、インクルーシブデザインです。
インクルーシブデザインをWEBサイトに取り入れることのメリットは、以下の通りです。
- より多くの人々に製品やサービスを利用してもらえる
- 社会的責任を果たす姿勢が評価されて企業の信頼度が向上する
多様性を尊重する社会の実現がいわれるなか、インクルーシブデザインは不可欠な要素です。
特に海外の人々をターゲットにする企業では、早期に対応することが求められます。
今後、インクルーシブデザインはデザインにおけるスタンダードとなることが期待されるでしょう。
日々進化するWEB業界は学ぶ意欲が大切
日々進化を遂げているWEB業界では常に新しい知識や技術が求めており、未経験者であっても学ぶ意欲さえあれば活躍の場が広がっています。
そのため、WEB業界は未経験者の求人も豊富です。
特にWEB業界のベンチャー企業ではポテンシャル採用を積極的に行っており、実務を通じて必要な知識やスキルを習得できる環境が整っています。
学ぶ意欲と行動力があれば、未経験からでもWEB業界での成功は十分に可能です。
WEB業界のトレンドに興味をもった方は、ぜひ転職に挑戦してみてください。